オモクロームとは? わかりやすく解説

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オモクローム【ommochrome】

読み方:おもくろーむ

アミノ酸一種であるトリプトファン由来色素化合物総称イカタコ色素胞含まれるほか、多く昆虫体表、眼、翅(はね)などに存在するキサントマチン知られるオモクロム


オモクローム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 08:22 UTC 版)

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オモクローム(Ommochrome)は、甲殻類昆虫で生じる数種類の生体色素である。目の色は、オモクロームによって決定される。また、頭足類色素胞クモでも見られる[1]

オモクロームは、トリプトファンからキヌレニン3-ヒドロキシキヌレニンを経てできる代謝物質である。黄色、赤色から茶色、黒色まで、広い範囲の色の原因となる。明るい色は主にオマチンによって作られ、より暗い色はオマチンとオミンの混合物によって作られる[1][2]

クモでは、オモクロームは、クチクラのすぐ下の皮下組織細胞中に色素顆粒として蓄えられる[1]

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