オット・マリングとは? わかりやすく解説

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オット・マリング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/03 02:27 UTC 版)

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オット・ヴァルデマル・マリング
基本情報
生誕 (1848-06-01) 1848年6月1日
出身地  デンマーク コペンハーゲン
死没 (1915-10-05) 1915年10月5日(67歳没)
ジャンル クラシック音楽
職業 作曲家オルガニスト
担当楽器 オルガン

オット・ヴァルデマル・マリングOtto Valdemar Malling, 1848年6月1日1915年10月5日)はデンマーク作曲家オルガニスト。デンマーク人で最初に管弦楽法の教則本を執筆した。

経歴

コペンハーゲンに生まれ、ニルス・ゲーゼJ・P・E・ハートマンに師事。コペンハーゲンで教会オルガニストとして自活する傍ら、1874年にコペンハーゲン演奏協会のを設立するにあたっては、共同設立者ならびに第2指揮者となった。1889年王立デンマーク音楽院の教授に、1909年より院長に就任。そして、1900年よりコペンハーゲン大聖堂のオルガニストを勤めた。

楽譜の校訂者も務め、楽譜出版社 Samfundet til udgivelse af dansk Musik のために、ハートマンゲーゼ、クリスティアン・ユリウス・ハンセンらの作品のピアノ・スコアやボーカル・スコアを作成した。

作曲作品について

オルガン作品によって国外での名声を勝ち得たが、死後間もなく音楽の趣味の変化のために、祖国ですら忘れ去られるに至った。いくつかの演奏会用作品が録音されたのは、20世紀後半になってからである。 後にオルガン曲と声楽曲の作曲に専念したが、《ヴァイオリンと管弦楽のための幻想曲ヘ長調》作品20、ロベルト・シューマン風の《ピアノ三重奏曲イ長調》作品36(1889年)、ブラームス風の《ピアノ協奏曲ハ短調》作品43(1890年)がある。これらはめったに上演されないし録音されない。その他の大作に、《交響曲ニ短調》作品17(1887年以前に出版)、カンタータ《聖なる土地(Det hellige Land)》作品46、《弦楽八重奏曲》作品50(1907年もしくはそれ以前に出版)がある。

参考書籍

脚注





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