オクターブ分析
オクターブバンドごとのスペクトル分析のこと。オクターブバンドとは、周波数幅の上と下の各周波数の比が、2:1の周波数間隔のことである。各バンドの中心周波数は、1kHzを基準としたものに統ーされており、31.5、63、125、250、500、1000、2000、4000、8000、1万6000Hzである。オクターブ分析は、車内騒音など幅広い周波数構成の騒音について、スペクトルの概略を把握したいときに行われる。周波数幅が狭い分析としては、オクターブの3分の1の周波数幅である3分の1オクターブ分析がある。特定の周波数に注目する場合には、より狭帯域による分析として線スペクトルの分析が行われる。
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