エレクトロスターとは? わかりやすく解説

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エレクトロスター

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/19 15:58 UTC 版)

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ロンドンの近郊路線で標準となったエレクトロスター
サウスイースタン所有車の内装(375形).

エレクトロスター(Electrostar)は、アドトランツと後継のボンバルディア・トランスポーテーション社が生産する電車のシリーズ名である。ダービーのボンバルディア工場で、イギリス国鉄民営化後の1999年から2017年までの18年にわたり製造された[1]。基本設計を同じくする気動車シリーズとしてターボスターがある。

ロンドン近郊と周辺地域を結ぶ路線を中心に投入されている。最初の形式は1999年に登場した357形で、これに続いて375形、377形が登場している。2009年にはロンドン・オーバーグラウンド向けに378形「キャピタルスター」が投入されている。

南アフリカへ輸出された車両もあり、ハウトレインヨハネスブルグ - プレトリア間とヨハネスブルグ国際空港線で運行されている。これらはダービーで南アフリカの企業と共同で生産される[2]

形式一覧

形式 画像 運営会社 登場年 編成数 電力 編成両数 ドア構造 貫通路
357形英語版 c2c 1999年 72 交流 4両 プラグドア 非貫通
375形英語版 サウスイースタン 2001年 112 直流 3両または4両 プラグドア 貫通
376形英語版 サウスイースタン 2004年 36 直流 5両 引き戸 非貫通
377形 サザン(ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ
サウスイースタン
2002年 239 交直流 3両または4両、5両 プラグドア 貫通
378形英語版 ロンドン・オーバーグラウンド 2009年 57 交直流 5両 引き戸 貫通
379形英語版 グレーター・アングリア英語版 2011年 30 交流 4両 プラグドア 貫通
387形英語版
ガトウィック・エクスプレス(ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ)
グレート・ノーザン(ゴヴィア・テムズリンク・レールウェイ)
グレート・ウェスタン・レールウェイ
c2c
2014年 107 交直流 4両 プラグドア 貫通

側面図

357形(c2c)
375形(サウスイースタン)
376形(サウスイースタン)
377形(サザン)
378形(ロンドン・オーバーグラウンド)

脚注

  1. ^ Last-ever Electrostar finished in Derby as 18 years of production come to an end Rail Technology Magazine、2017年11月28日
  2. ^ [1]

関連項目

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