エレクトロニカ60とは? わかりやすく解説

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エレクトロニカ60

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/28 07:21 UTC 版)

エレクトロニカ60
エレクトロニカ60M
種別 マイクロコンピューター
発売日 1978年
OS RT-11 とその他
CPU M2
メモリ 4k 16-bit ワード; 最大 32k 16-bit ワード

エレクトロニカ60ロシア語: Электроника-60, 英語: Electronika 60)は、ヴォロネジにあるエレクトロニカによって1978年に登場した、ソビエト連邦領内向けのコンピューターである。

単体のエレクトロニカ60は、ディスプレイストレージデバイスを持たないラックマウント型のコンピューターである。このコンピューターは、15IE-00-013 端末や入出力デバイスと一緒に使われることを前提にしている。メインロジックユニットは、M2 CPUボード上に置かれている。

M2 CPU 技術仕様 (PDP-11互換)

  • ワード長: 16ビット
  • アドレス空間: 32Kワード (64KB)
  • RAM容量: 4Kワード (8KB)〜最大32Kワード(64KB)
  • 命令数: 81
  • 演算速度: 25万命令毎秒 (0.25MIPS)
  • 浮動小数点数: 32ビット
  • VLSIチップの数: 5個
  • ボード寸法: 240mm × 280mm

テトリスの最初の実装は、アレクセイ・パジトノフによってエレクトロニカ60用に書かれたものである。 エレクトロニカ60は、グラフィックス機能を持っていなかったので、ブロックを表示するためにテキストが使われた[1]

出典

  1. ^ Hoad, Phil (2 June 2014). "Tetris: how we made the addictive computer game". The Guardian. 2020年5月25日閲覧

関連項目

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