エルナン・マルケスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > エルナン・マルケスの意味・解説 

エルナン・マルケス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/03 04:05 UTC 版)

エルナン・マルケス
基本情報
本名 エルナン・マルケス・ベルトラン
通称 Tyson
階級 スーパーフライ級
身長 157cm
リーチ 156cm
国籍 メキシコ
誕生日 (1988-09-04) 1988年9月4日(37歳)
出身地 ソノラ州エンパルメ英語版
スタイル サウスポー
プロボクシング戦績
総試合数 47
勝ち 39
KO勝ち 28
敗け 7
引き分け 1
テンプレートを表示

エルナン・マルケス(Hernan Marquez、1988年9月4日 - )は、メキシコプロボクサーソノラ州エンパルメ出身。元WBA世界フライ級王者。

来歴

2010年3月12日、アメリカデビュー戦をテキサス州グレイプバインリッチー・メプラナム(フィリピン)と対戦し、プロ初黒星となる10回0-3(91-99、94-96、92-98)の判定負けを喫した[1]

2010年7月10日プエルトリコサンフアンノニト・ドネア(フィリピン)とWBA世界スーパーフライ級暫定王座決定戦を行うも、8回2分59秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[2]

2011年4月2日、パナマ市アレナ・ロベルト・デュランでWBA世界フライ級王者ルイス・コンセプシオンパナマ)とWBA世界同級タイトルマッチを行い、ダウンの応酬となったものの11回にコンセプシオンにドクターチェックが入りレフェリーストップ。11回TKO勝ちで王座獲得に成功した[3]

2011年7月2日、元WBC世界フライ級シルバー王者エドリン・ダプドン(フィリピン)とWBA世界同級タイトルマッチを行い、3回1分49秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[4]

2011年10月29日、ルイス・コンセプシオンとWBA世界同級タイトルマッチで約半年ぶりに再戦し、初回に3度のダウンを奪い、初回1分49秒TKO勝ちを収め2度目の防衛に成功した[5]

2012年3月24日、ロデル・マヨールフィリピン)と3度目の防衛戦を予定していたが、計量でマルケスの計量方法を巡りトラブルになり急遽ノンタイトル戦に変更した。初黒星を喫した相手で当初はマルケスの試合の前座で登場するはずだったリッチー・メプラナムとスーパーフライ級10回戦を行い、2回と8回にダウンを奪い10回3-0(96-93、97-93、98-92)の判定勝ちで2年ぶりの再戦でリベンジに成功した[6]

2012年11月17日、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスのスポーツ・アリーナでWBO世界フライ級王者ブライアン・ビロリアアメリカ)と王座統一戦を行うも、10回1分1秒TKO負けを喫し、WBA王座3度目の防衛に失敗し、王座から陥落、WBO王座獲得と王座統一に失敗した[7]

2013年6月1日、ソノラ州エルモシージョのエスタディオ・ソノラでカルロス・タマラコロンビア)とWBO世界フライ級挑戦者決定戦を行い、12回3-0(120-107、120-108、119-109)の判定勝ちを収めWBAスーパー・WBO世界フライ級王者ファン・フランシスコ・エストラーダへの挑戦権獲得に成功した[8]

2013年11月2日、ソノラ州エルモシージョのセントロ・デ・ウソス・ムルティプレスで元WBA・WBO世界ライトフライ級スーパー王者ジョバンニ・セグラとWBO世界フライ級挑戦者決定戦を行うも、12回1分57秒KO負けを喫しWBAスーパー・WBO世界フライ級統一王者ファン・フランシスコ・エストラーダへの挑戦権を獲得できなかった[9]

2015年9月26日、ソノラ州プエルト・ペニャスコのセントロ・デ・コンベンシオネス・プエルト・ペニャスコでWBAスーパー・WBO世界フライ級統一王者ファン・フランシスコ・エストラーダとWBA・WBO世界同級タイトルマッチを行うも、10回2分16秒KO負けを喫しWBAスーパー王座とWBO王座の獲得に失敗し、2年10ヵ月ぶりの王座返り咲きに失敗した[10][11]

2015年12月17日、パナマのパナマシティアレナ・ロベルト・デュランでWBA世界スーパーフライ級暫定王者ルイス・コンセプシオンとWBA暫定世界同級タイトルマッチによる3度目の再戦を行う予定だったが、前日計量でマルケスが体重超過を犯し計量失格となった為、コンセプシオンが勝てば王座防衛となるがマルケスが勝った場合は王座が空位となる条件で試合が行われ[12]、12回0-3(107-120×2、109-120)の判定負けを喫し4年2ヵ月ぶり3度目の再戦でコンセプシオンに借りを返された[13][14]

獲得タイトル

  • WBAフェデボルフライ級王座
  • USNBCフライ級王座
  • WBA世界フライ級王座(防衛2)

脚注

  1. ^ ピーター豪快KO ナプラナム快勝 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年3月14日
  2. ^ ドネアはメキシカンに快勝 WBA暫定S・フライ級 ボクシングニュース「Box-on!」 2010年7月12日
  3. ^ コンセプション負けた! マルケス倒し勝ち新王者 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年4月4日
  4. ^ マルケス一撃TKO勝ち WBAフライ級 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年7月3日
  5. ^ “タイソン”マルケス、電撃KO勝ち WBAフライ級 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年10月30日
  6. ^ タイソン・マルケス無冠戦で“代役”に勝つ ボクシングニュース「Box-on!」 2012年3月25日
  7. ^ スリル満点! ビロリアが王座統一 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年11月18日
  8. ^ マルケス、タマラに大差の判定勝ち ボクシングニュース「Box-on!」 2013年6月2日
  9. ^ セグラ、マルケスに最終回KO勝利 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年11月3日
  10. ^ Sparks Fly in Sonora: El Gallo Retains via KO WBA公式サイト 2015年9月27日
  11. ^ エストラーダがマルケスに快勝、フライ級統一王座V5 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年9月27日
  12. ^ Concepcion-Marquez weights from Panama”. Fightnews.com (2015年12月6日). 2015年12月26日閲覧。
  13. ^ Sweet Revenge: Concepcion Defeats Marquez WBA公式サイト 2015年12月18日
  14. ^ コンセプシオンが雪辱防衛、バァトはソリスに敗れる Boxing News(ボクシングニュース)2015年12月18日

関連項目

外部リンク

前王者
ルイス・コンセプシオン
WBA世界フライ級王者

2011年4月2日 - 2012年11月17日

空位
次タイトル獲得者
ファン・カルロス・レベコ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エルナン・マルケス」の関連用語

エルナン・マルケスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エルナン・マルケスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエルナン・マルケス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS