エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス級装甲艦とは? わかりやすく解説

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エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス級装甲艦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/14 21:35 UTC 版)

エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス級戦艦

写真は「エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス(Erzherzog Ferdinand Max)」
艦級概観
艦種 装甲艦
艦名 人名
前級 カイザー・マックス級
次級 リッサ
性能諸元
常備 5,130トン
全長 83.75m
水線長 79.97m
全幅 15.96m
吃水 7.1m
機関 型式不明石炭専焼円缶-基
+レシプロ機関1基1軸推進
最大出力 2,915hp
最大速力 12.5ノット(機関航行時)
航続距離 -ノット/-海里
乗員 511名
兵装 17.8cm:48ポンド滑腔砲16基
6cm:8ポンド滑腔砲4基
4.7cm(43口径)単装機砲2基
装甲(鉄製) 舷側:123 mm
甲板:なし
砲郭部:110mm(平面部)

エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス級装甲艦 (SMS Erzherzog Ferdinand Max Klass) は、オーストリア=ハンガリー帝国海軍が建造した装甲艦の艦級である。1866年リッサ海戦ではオーストリア艦隊の主力の一翼を担い、ネームシップのエルツヘルツォーク・フェルディナント・マックスはオーストリア艦隊の旗艦となった[1]。 1番艦であるエルツヘルツォーク・フェルディナント・マックスの艦名は、マックス(Max)と愛称され、オーストリア帝国海軍の近代化に尽力したフェルディナント・マクシミリアン大公に由来する。エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックスはリッサ海戦においてイタリア王国の「レ・ディタリア」を衝角攻撃で撃沈したことで有名である。

同型艦

  • エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス英語版(Erzherzog Ferdinand Max)
  • ハプスブルク英語版(Habsburg)

脚注

  1. ^ 『世界の艦船増刊第41集 イタリア戦艦史』(海人社)pp.120-123

参考文献

  • 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)

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