エリュクシマコスの演説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/13 03:54 UTC 版)
エリュクシマコスは、 パウサニアスのエロースには二種類ある(「ウーラニアー」(天の女)と「パンデーモス」(万人向けの神))という意見に同意する。 前者は節制・調和をもたらし、後者は放縦・不和をもたらす。 エロースは人間の魂の内にのみ存在するものではなく、その他あらゆる事物の内に存在する。 医術、体育、農業、音楽、季節、天体、占術など、あらゆることにエロースは最大の威力を持っている。 という主旨の医者らしい演説を行う。
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