エリオ・デ・アンジェリス

大車林

エリオ・デ・アンジェリス(イタリア)

英語 Elio de Angelis

1958年3月20日～1986年5月15日

ローマで建設会社を経営する富豪の一人息子として生まれたエリオは、パワーボートやカートで才能の一端を披瀝したあと1977年にイタリアF3にデビュー。モナコではD.ピローニに次ぐ2位入賞を果たしモンツァやムジェロで優勝、デビュー1年目にしてイタリアF3の王座につき、翌年はヨーロッパF2にステップアップした。F1デビューは79年のアルゼンチンGP。弱小チームだったシャドウで7位、最終戦アメリカGPでは4位入賞を果たした。80年にはロータスに移籍、85年にはA.セナとコンビを組んだが、着実な成績という点ではチームメイトをしのいでいた。86年にブラバムに移籍、テスト中のアクシデントで帰らぬ人となった。F1での通算成績は、優勝2回、ポールポジション3回、出走108回。シリーズ成績は84年の3位が最高位。

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。