エスカクロンプロジェクトとは? わかりやすく解説

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エスカクロンプロジェクト

(エスカクロン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/26 07:27 UTC 版)

エスカクロンプロジェクトは、水島精二アニメ監督)・髙橋龍也(企画・脚本家)・水無月徹(イラストレーター)・安野希世乃(声優)・安済知佳(声優)らを中心とした、一連の作品企画群。2013年から仮想歌手のPVや朗読劇などに展開し、2017年5月にOVAとしてアニメ化された。2018年末以降、しばらく作品に触れる手段が失われていた[1]が、2021年5月15日より、OVA版の配信がdアニメストアほかで[2][3]はじまった。


  1. ^ エスカクロンの作品群のうち、唯一アニメ版がAbemaビデオ(2017年11月から)・dTV(2017年12月から)で配信されていたが、2018年末に配信が終了。ほか配信・販売ともに無かったため、dアニメストアからの配信開始(2021年5月15日)まで2年半の間、エスカクロンプロジェクトのあらゆる作品に触れる手段は存在しなかった。
  2. ^ a b c d e 公式サイト アニメ「エスカクロン」配信情報 https://escha-chron.jp/news/detail.php?id=1091767
  3. ^ 一部サイトでは期間限定。一例として、dアニメストアは2022年4月30日18時までの期間限定公開。
  4. ^ 2017.07.15、東京丸ノ内ピカデリー2で開催された舞台挨拶付き上映会にて『当面の展開は未定』と明言されている。
  5. ^ 企画当初のタイトルは「エスカとクロン」であったという。ソースは脚本家の高橋龍也の呟き。(リンク
  6. ^ 作中では「ターミナル」と呼ばれるが、仔細は描かれていない。遠い未来のようであったり、別世界のようであったり、映像や会話で断片的に仄めかされるに留まる。
  7. ^ 『D-world Project.R』。企画経緯については主に第1回、第5回などに詳しい
  8. ^ 『エスクロに乾杯! Produced by D-world project』、2016年6月22日の夜、新宿ロフトプラスワンにて開催。ニコニコ生放送で一部が生中継された:https://live.nicovideo.jp/watch/lv264493592
  9. ^ 2016年10月9日開催。マチアソビvol.17 内、『「エスカクロン」新プロジェクト発表SP~トーク&ミニライブ~』。ソースとして、twitcastingによる生放送(ログ)や、web媒体のレポート記事(ex.social game infoなど
  10. ^ 2017年03月25日、イベント「AnimeJapan2017」に出展されたAvexブースにて『エスカクロン 制作進捗報告会&ミニライブ』の名目でトークショーを行った。記録に残るソースとしては、web媒体によるレポート記事(ex.Animate times)など。』
  11. ^ インタビューが開催されていた。後にwebに再掲されている。(リンク
  12. ^ 2017年07月15日開催。東京丸の内ピカデリー2にて、水島精二・安野希世乃・安済知佳、avexのプロデューサーである田中宏幸、OVA版監督である山口ひかるらが登壇し、OVA上映後に舞台挨拶を行った。ソースとして、(公式サイト)(web媒体による取材記事
  13. ^ 『エスクロに乾杯! Produced by D-world project』、2016年6月22日、新宿ロフトプラスワンで開催。イベントの一部はニコニコ生放送で配信された(リンク)。
  14. ^ a b c PV全5作のうちインターネット上に公開されていない3作について、2017年7月現在、公開の目途はたっていないとされる。企画が朗読劇となる前後で、エスカクロンの制作実態が会社を跨いだため、版権の関係もあり公開が困難であるという。2017.07.15 OVA「エスカクロン」舞台挨拶付き上映会にて。水島精二、田中宏幸らが発言。
  15. ^ 2012年9月末ごろに水島・高橋らによる最初の動きがあり、時期を同じくして水無月徹が最初のラフを切る、2013年1月に水島と高橋で世界設定の基盤が固まる、など。2016.06.22のイベント『エスクロに乾杯! Produced by D-world project』でのトークより。ニコニコ生放送で一部が生中継されたため、そちらにログが残っている。本件への言及は、ログの1時間03分から1時間10分あたりを参照:https://live.nicovideo.jp/watch/lv264493592
  16. ^ 当該の呟きをここに挙げる。(高橋1)(高橋2)(高橋3)(高橋4)(高橋5)(高橋6)(水無月)(水島)
  17. ^ 例えば、楽曲『Many colors, Many brights, Many more musics』は、2016.03.31配信のwebラジオ『D-World Project.R』第1回で初公開されたが、同ラジオ中で、安野・安済より『この曲を録ったのはもう数年前だ』といった趣旨の発言がなされている。他イベントでも同様の発言が有り、逆算により2013年ごろ楽曲を制作していたことになる。
  18. ^ 2016年6月22日時点では、webに公開されている2作を含め、5作のPVが既に完成している。同日開催された新宿ロフトプラスワンでのトークショー『エスクロに乾杯! Produced by D-world project』で上映された。
  19. ^ 公式webラジオ『D-world Project.R』、第1回、第5回などで言及されている
  20. ^ 2017.07.15開催のOVA「エスカクロン」舞台挨拶付き上映会では、2011年から足掛け6年の企画だ、という話題の流れに対し、水島精二が「(6年間と)言うほど作ってないけどな」と、制作作業そのものは途中で停滞していたことを茶化している。
  21. ^ avexにてプロデューサーとして「エスカクロン」に関わった田中宏幸は、2018年初頭から(株)サイバーエージェント所属となっている。ソースは当人の名詞SNS eightや、サイバーエージェント所属後のインタビュー等。
  22. ^ 公式webラジオ『D-world Project.R』、第1回、第5回、あるいはイベント「マチアソビ vol.17」(2016.10.08)などで言及されている
  23. ^ a b 2016.10.09,マチアソビ vol.17でのトークショー。水島精二の発言による。ソースはtwitcastingによる生放送ログを参照。
  24. ^ 公式サイト( http://dive2ent.com/ )の開設とともに、各所にweb記事として取り上げられた。複数あるので、一例を上げる(animateTimes)、(Musician-Net
  25. ^ 音泉にて。隔週木曜更新、全8回。http://www.onsen.ag/program/d-world/
  26. ^ この短編朗読で、キャストの安済・安野は「(エスカ、クロンに)3年ぶりに声を当てた」という。第3回放送がソース。
  27. ^ 公式webラジオ『D-World Project.R』第1回(2016.03.31配信)の中で、安野・安済より「楽曲『Many colors...』を録ったのはもう数年前だ」といった趣旨の発言がなされている。
  28. ^ ニコニコ生放送で一部が生中継された:https://live.nicovideo.jp/watch/lv264493592
  29. ^ 2016.10.09,マチアソビ vol.17でのトークショー。プロデューサー田中宏幸の発言による。ソースはtwitcastingによる生放送ログを参照。
  30. ^ AnimeJapan2017(2017.03.25)等でも同様のエピソードが語られている。「田中が急遽モスバーガーに水島・高橋を呼び出し、アニメ化を考えているがやりたいかと問い、2人がやりたいと返したので即決した」というもの。
  31. ^ 企画成立の早さは高橋龍也も自身のtwitterで触れている。2016年10月09日の呟きで「前のイベントの時(引用者注:2016.07.10 D-worldのこと)には本当に未定だったのに」と語り、7月から10月までの3ヶ月で一気に企画が動いたことを示唆している。
  32. ^ Animejapan2017(2017.03.25)で配布された冊子掲載のインタビュー(web掲載版)にて。「リスタートしてから4カ月という異常なスピード感でした。田中さんが「とりあえず前に進みましょう」というタイプだから、僕らも煽られて現在に至ります」等。
  33. ^ Animejapan2017(2017.03.25)で配布された冊子掲載のインタビュー(web掲載版)、OVA「エスカクロン」舞台挨拶付き上映会(2017.07.15)でのトークなど。「夏の日、山口ひかるが街を歩いていると、唐突に水島精二から電話が来る。「エスカクロン」監督の誘いであった。OVAだから2話分に専念できるし、俺も後ろ(総監督)にいる、悪い話ではない、と水島は言うが、請ければ初監督となる重圧に、山口ひかるは1週間の猶予を求め、猶予が終わる1日前に電話で返答した。水島は想定より早い返答に断られるかと思ったが、電話口の山口は神妙な声で監督を受諾した…」といったエピソードが方々で語られている。
  34. ^ この時点ではクレジットを明かしたのみで、(クレジット内容からアニメであろうと推察可能ではあるが)何のスタッフなのかは触れられていない。このツイートは現在削除されている。
  35. ^ 複数あるため、参考ソースとして一部を挙げる。(social game info)、(まんたんweb)、(GIGAZINE)等。
  36. ^ アニメ版キャラデザイン渡辺里美によるイメージカットや、ゲストキャラクター等が公開された。
  37. ^ なお、事前から完成披露上映と銘打たれていたが、完成したのは前日の2017年5月5日13時ごろ、上映会まで24時間を切っていた。ソースは水島精二、および作品公式のtwitterアカウントでの呟き、およびその後のイベントトークショーによる。ソースとなる呟きは(水島1)(水島2)(公式)など。
  38. ^ 150人という数字は、制作を担当したアニメスタジオ「ラルケ」のプロデューサー、比嘉がtwitterで呟いたもの。(当該の呟き
  39. ^ a b フィンランド時間で2017年6月17日 17:30-19:00、(日本時間では、17日から18日にかけ24時をまたぐ深夜にあたる)、フィンランドのアニメ・漫画イベント「ですコン 2017年夏」で上映された。これについて、同イベントのプロデュースを行っている島秀行と、イベントに出席した監督の水島精二がtwitterで告知をおこなった。ソース等は以下参照。(イベント公式サイト)、(タイムテーブル)、(上映企画の紹介)。島秀行(1)、水島精二(1)(2)
  40. ^ 『 OVA「エスカクロン」PV』…https://www.youtube.com/watch?v=K23BXcbFwuA
  41. ^ a b 中国のwebメディア『Anitama』による、水島精二の交流イベントで上映された。以下参考リンク。(エスカクロン公式の告知)、(『Anitama』公式サイト)、(当該イベントの紹介ページ)。
  42. ^ 2017.07.15開催の「OVA『エスカクロン』舞台挨拶付き上映会」にて、水島精二、田中宏幸らが発言。web上で確認できるソースは(リンク)など。2017年5月のマチアソビでの完成披露上映会が約90人、2017年7月の舞台挨拶付き上映会が400-500人で、計1000人に満たないと概算された。ここに先述のアニメ制作会社「ラルケ」社内試写は含まれていないが、そちらはラルケプロデューサー比嘉の呟き(リンク)から逆算すると50-60名程度であるので、加えたところで国内でOVA「エスカクロン」を視聴したのは540-650人にとどまる事になる。対象を国内から全世界に広げても、2017年6月のフィンランド上映で観覧者は100名程度(舞台挨拶付き上映会にて水島精二が言及)、9月の中国上映で座席数上限でも300人程度しか見ていない。そのため、2017年10月現在では、全世界でも1000人が見たかどうか、という状態になる。
  43. ^ 2016年10月27日に公式twitterアカウントから誤って発表されたのち、改めて10月30日に正式発表された。
  44. ^ 『エスクロに乾杯! Produced by D-world project』、2016年6月22日
  45. ^ 2016年09月30日に開設された公式twitterアカウントで前触れ、同年10月09日のイベント、マチアソビ vol.17のステージトークショーで正式発表された。
  46. ^ 徳島(マチアソビvol.18、2017.05.06開催)・東京(OVA「エスカクロン」舞台挨拶付上映会、2017.07.15開催)の2回。アニメーション制作を担当したスタジオ『ラルケ』社内でのスタッフ向け試写会を含めれば、国内上映は3回になる。
  47. ^ フィンランド(ですコン2017年夏季、2017.06.17開催)、および、中国(Anitama水島精二交流会、2017.09.23開催)


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