エクスターナルーブロウンフラップ (Extarnally Blown Flap)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/24 01:26 UTC 版)
「高揚力装置」の記事における「エクスターナルーブロウンフラップ (Extarnally Blown Flap)」の解説
エンジンからの排気ガスを多重スロッテッドフラップにあて、フラップの隙間から排気の一部を翼上面に流す方法。原理はスロッテッドフラップと同じ。YC-15で用いられ、これを元にしたものがC-17で実用化されている。フラップにジェット排気を直接当てるのでフラップそのものやそれを支持する部分には高い強度と耐熱性が求められる。フラップは出している間だけ排気の中にあり、収容すると排気は通常と変わらない形で噴射されるので、巡航中は排気に対してこれといった影響を与えないという利点がある反面、フラップを出している時はジェット排気の中なので耐衝撃性も必要とされる。
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