エウモルポスの子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/01 05:09 UTC 版)
「イスマロス (ギリシア神話)」の記事における「エウモルポスの子」の解説
このイスマロスは、トラーキア地方の王エウモルポスとベンテシキューメーの娘との子。イスマロスが生まれたのはエウモルポスがトラーキアの王となる以前である。父エウモルポスはポセイドーンとキオネー（北風の神ボレアースとアテーナイ王女オーレイテュイアの娘）との間に生まれた。母親によって海に捨てられたエウモルポスは、ポセイドーンの娘ベンテシキューメーによって養育されたのちに、彼女の娘と結婚し、妻との間にイスマロスが生まれた。しかしエウモルポスは妻の姉妹に言い寄ったため、イスマロスとともに追放された。2人はトラーキア王テギュリオスのもとに身を寄せ、イスマロスは王の娘と結婚した。後にエウモルポスはテギュリオスに対する陰謀が発覚してエレウシースに亡命したが、イスマロスが若くして死ぬと、テギュリオスはエウモルポスと和解し、エウモルポスはトラーキアの王権を継承した。
※この「エウモルポスの子」の解説は、「イスマロス (ギリシア神話)」の解説の一部です。
「エウモルポスの子」を含む「イスマロス (ギリシア神話)」の記事については、「イスマロス (ギリシア神話)」の概要を参照ください。
ウィキペディア小見出し辞書の「エウモルポスの子」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。
お問い合わせ。
- エウモルポスの子のページへのリンク
