ウミユリ海底譚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/20 05:38 UTC 版)
「ウミユリ海底譚」 | ||||||||
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n-bunaの楽曲 | ||||||||
発祥 | ニコニコ動画・piapro | |||||||
リリース | 2014年2月24日 | |||||||
規格 | デジタルコンテンツ | |||||||
ジャンル | VOCALOID | |||||||
時間 | 3分58秒 | |||||||
作詞者 | n-buna | |||||||
作曲者 | n-buna | |||||||
言語 | ![]() |
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「ウミユリ海底譚」( - かいていたん)は、音声合成ソフト・初音ミク歌唱のVOCALOID楽曲。2014年2月24日、日本のボカロP・n-bunaによって発表された[1]。
概要
2014年2月24日にニコニコ動画上で[2]、2017年4月21日にYouTube上で公開された[3]。2022年2月現在、ニコニコ動画上での動画再生回数は810万回以上[2]、YouTube上での動画再生回数は2920万回以上[4]となっている。n-bunaとしてはミリオン達成2曲目の楽曲となった[5]。
インタビューによれば、ウミユリ海底譚は曲を考えた後に歌詞を考えた曲で、n-buna自身としては配信上で綺麗な音にできた曲だとしている[6][7]。また、別のインタビューでは「楽曲の世界観と関係がない言葉が出てくる曲」としてn-buna自身がウミユリ海底譚を例に挙げている[8]。
収録
アルバム
発売日 | タイトル | レーベル |
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2014年4月26日 | カーテンコールが止む前に | ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント |
2014年5月21日 | V♡25 -Imagination- | ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント |
2015年3月4日 | EXIT TUNES PRESENTS Vocalofantasy feat.初音ミク | EXIT TUNES |
2015年7月22日 | 花と水飴、最終電車 | ドワンゴ・ユーザーエンタテインメント |
2016年8月3日 | 初音ミク「マジカルミライ2016」OFFICIAL ALBUM | karenT |
2017年3月15日 | EXIT TUNES PRESENTS Vocalohistory feat.初音ミク | EXIT TUNES |
ゲーム
評価
- 歌詞サイトのUtaTenでは、『ウミユリ海底譚』はバラードロックを基調とした楽曲とし、涙が出るような切ない楽曲であると紹介された[5]。
- 音楽ジャーナリストの柴那典は、「ファンタジーのような描写をしつつ、深読み抜きでもメッセージ性が伝わってくる楽曲」だと評している[10]。
脚注
- ^ Inc, Natasha. “「ウミユリ海底譚」で知られるn-buna、童話をモチーフにしたフルアルバム発表”. 音楽ナタリー. 2022年1月28日閲覧。
- ^ a b 『【初音ミク】 ウミユリ海底譚 【オリジナル曲】』2014年2月24日 。2022年1月28日閲覧。
- ^ (日本語)『【初音ミク】 ウミユリ海底譚 【オリジナル曲】』 。2024年12月2日閲覧。
- ^ (日本語) 【初音ミク】 ウミユリ海底譚 【オリジナル曲】 2022年1月28日閲覧。
- ^ a b “「ウミユリ海底譚」が歌う、ウミユリで比喩する「僕の人生」を歌詞から紐解く | 歌詞検索サイト【UtaTen】ふりがな付”. UtaTen. 2022年1月28日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “n-buna「月を歩いている」インタビュー|新世代ボカロPが見つめる、ボカロシーンの今 (3/3) - 音楽ナタリー 特集・インタビュー”. 音楽ナタリー. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “【インタビュー】ボカロPのn-buna「VOCALOIDには自分の作品を世に出すための手助けをしてもらってる」 Vol.4”. BARKS. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “ボカロP・n-buna本人が新作『月を歩いている』全曲を徹底解剖 童話をモチーフにした今作はいかにして生まれたのか | SPICE - エンタメ特化型情報メディア スパイス”. SPICE(スパイス)|エンタメ特化型情報メディア スパイス. 2022年1月28日閲覧。
- ^ Inc, Aetas. “「プロジェクトセカイ」,ウミユリ海底譚がリズムゲーム楽曲として追加”. www.4gamer.net. 2022年1月28日閲覧。
- ^ “buzzG×柴那典が語り合う「歌詞表現が美しいボーカロイド楽曲」”. Real Sound|リアルサウンド テック. 2022年1月28日閲覧。
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