ウジ名の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 13:44 UTC 版)
的(いくは)というウジ名の由来について、『日本書紀』では、仁徳天皇12年7月3日に、高句麗から献上された鉄の盾と的を、群臣及び百寮が射たが、誰も射通すことができず、ただ1人盾人宿禰のみが的を射通し、翌日、盾人宿禰は的戸田宿禰の名を賜ったというのが始まりであるとされている。 しかし、直木孝次郎は、筑紫国の浮葉が本来「イクハ」と呼ばれていたように、イクハとは本来地名なのであり、イクハ=的というイメージは、イクハ(地名)と的(イクハ)が同音であること、的氏が朝鮮との外交に携わったことで武力的な氏族となっていたことなどから、後世に創造されたものであるとした。
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