ウィンディ (気象サービス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 02:57 UTC 版)
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URL | www |
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種類 | 非公開会社 |
タイプ | 天気予報 |
設立 | 2014年11月10日 |
本社所在地 | ![]() |
運営者 | Windyty, SE |
設立者 | イヴォ・ルカチョヴィッチ |
ウィンディ(英: Windy)は、インタラクティブな気象サービスである。
ルカチョヴィッチは趣味であるスノーカイトやカイトサーフィンに没頭しており[1]、ヘリや飛行機の操縦士が風や波の状態をMETARから収集している過程を観察したことが切っ掛けとなり、プログラミングが得意であったルカチョヴィッチは2014年に試用版の立ち上げを行っている[1]。メテオブルーで地図上に表示される詳細な気圧配置や気象に関する各種グラフ、キャメロン・ベッカリオのオープンソースプロジェクトであった「Earth」に誘発され、Earthのソースコードを自身で書き直し実装している[1]。また、メテオブルーとも一部利用に関する契約を結んでいる[1]。
2025年6月現在で世界で495番目にアクセスされたサイトで、天気カテゴリーでは6番目である[2]。
利用データ
設立当初、風の動きを示すアニメーションのみに重点を置いていたが、現在では温度、湿度、気圧、雲底、海水温や波の高さなどのほかに、様々なパラメータが備わる追加パネルが実装されている。風の動きを示すアニメーションはキャメロン・ベッカリオ(Cameron Beccario)が作成したオープンソース「Earth wind map」を基に表示が行われている[3][4][5] 。
日本で使用できる気象モデル一覧
- ECMWF - 解像度9km、全世界で利用可能
- GFS - 解像度22km、全世界で利用可能
- ICON - 解像度13km、全世界で利用可能
- METEOBULE 、全世界で利用可能
- MSM - 解像度5km、日本のみで利用可能[6]
脚注
- ^ a b c d “About Windy”. Windy Community (2015年9月22日). 2024年5月18日閲覧。
- ^ “windy.comトラフィック分析、ランキング、オーディエンス[5月 2025 | Similarweb]”. www.similarweb.com. 2025年6月14日閲覧。
- ^ “Earth, a project to visualize global weather conditions.” (英語). GitHub. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “Cameron Beccario” (英語). 公式ツイッター. 2020年8月30日閲覧。
- ^ “Cameron Beccarioによる風速データの可視化プロジェクト「Earth wind map」4K画質で2018年度を振り返る”. Axis Web Magazine (2019年1月15日). 2020年8月30日閲覧。
- ^ “What source of weather data Windy use?”. Windy Community (2015年9月22日). 2025年6月14日閲覧。
関連項目
- 数値予報
- Flightradar24 - 航空機のリアルタイム追跡マッピングサービス。
- マリントラフィック - 船舶のリアルタイム追跡マッピングサービス。
外部リンク
- ウィンディ_(気象サービス)のページへのリンク