インドールピルビン酸デカルボキシラーゼとは? わかりやすく解説

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インドールピルビン酸デカルボキシラーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/10/07 13:55 UTC 版)

インドールピルビン酸デカルボキシラーゼ
識別子
EC番号 4.1.1.74
CAS登録番号 9074-92-4
データベース
IntEnz IntEnz view
BRENDA BRENDA entry
ExPASy NiceZyme view
KEGG KEGG entry
MetaCyc metabolic pathway
PRIAM profile
PDB構造 RCSB PDB PDBe PDBsum
遺伝子オントロジー AmiGO / EGO

インドールピルビン酸デカルボキシラーゼ(Indolepyruvate decarboxylase、EC 4.1.1.74)は、以下の化学反応触媒する酵素である。

3-(インドール-3-イル)ピルビン酸 2-(インドール-3-イル)アセトアルデヒド + CO2

従って、この酵素の基質は、3-(インドール-3-イル)ピルビン酸のみ、生成物は、2-(インドール-3-イル)アセトアルデヒドと二酸化炭素の2つである。

この酵素はリアーゼ、特に炭素-炭素結合を切断するカルボキシリアーゼに分類される。系統名は、3-(インドール-3-イル)ピルビン酸 カルボキシリアーゼ [2-(インドール-3-イル)アセトアルデヒド形成](3-(indol-3-yl)pyruvate carboxy-lyase [(2-indol-3-yl)acetaldehyde-forming])である。他に、indol-3-yl-pyruvate carboxy-lyase、3-(indol-3-yl)pyruvate carboxy-lyase等とも呼ばれる。この酵素は、トリプトファンの代謝に関与している。

構造

2007年末時点で、1つの構造が解明されている。蛋白質構造データバンクのコードは、1OVMである。

出典

  • Koga J (1995). “Structure and function of indolepyruvate decarboxylase, a key enzyme in indole-3-acetic acid biosynthesis”. Biochim. Biophys. Acta. 1249 (1): 1–13. doi:10.1016/0167-4838(95)00011-I. PMID 7766676. 



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