インゲ1世_(スウェーデン王)とは? わかりやすく解説

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インゲ1世 (スウェーデン王)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/18 16:07 UTC 版)

インゲ1世
Inge den äldre
スウェーデン王
在位 1079年 - 1084年、1087年 - 1105年

死去 1105/12年
配偶者 ヘレナ・アヴ・スヴェーリエ
子女 クリスティーナ
ラグンヴァルド
マルガレータ
カタリーナ
家名 ステンキル家
王朝 ステンキル朝
父親 ステンキル
母親 エンカリム・アヴ・スヴェーリエ
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インゲ1世(Inge den äldre、生年不詳 - 1105年/1112年)は、スウェーデン王(在位:1079年 - 1084年、1087年 - 1105年)。

スウェーデン王ステンキルの息子。母はスウェーデン王エームンド老王の娘エンカリム。兄にスウェーデン王ハルステンがいる。

生涯

キリスト教徒であったインゲは、歴代の王が行ってきた、異教の神事であるガムラ・ウプサラの大犠牲祭の司祭役を拒否し、1084年にウプサラから追放され[1]、代わりに妻の兄弟ブロット=スヴェンが王位についた。1087年にブロット=スヴェンを殺害し復位[2]。 1100年頃、インゲはノルウェー王マグヌス2世と領土争いをしていたが、1101年にデンマーク王エーリク1世によってコヌンガヘラ(クンガヘラ)で和解した[2]

息子ラグンヴァルドはインゲに先立って死去しており、インゲの死後、王位は兄ハルステンの息子フィリップが継承した[3]

子女

ブロット=スヴェンの姉妹ヘレナ(メール)と結婚し、4人の子をもうけた。

関連項目

脚注

  1. ^ 百瀬 他、p.53
  2. ^ a b The article Inge in Nordisk familjebok (1910).
  3. ^ N. Kershaw, "The Saga of Hervör and Heithrek" in Stories and Ballads of the Far Past, translated from the Norse (Icelandic and Faroese), Cambridge at the University Press, 1921. [1]

参考文献

  • 百瀬宏 他 編 『新版 世界各国史21 北欧史』 山川出版社、1998年
  • 下津清太郎 編 『世界帝王系図集 増補版』 近藤出版社、1982年
  • Jiří Louda, Michael Maclagan, Lines of Succession, Little, Brown & Company, 1981.
先代
ホーコン
スウェーデン王
1079年 - 1084年
次代
ブロット=スヴェン
先代
ブロット=スヴェン
スウェーデン王
1087年 - 1105年
次代
フィリップ



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