イオン独立移動の法則とは? わかりやすく解説

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イオン独立移動の法則

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/23 06:34 UTC 版)

コールラウシュの法則」の記事における「イオン独立移動の法則」の解説

イオン独立移動の法則(—どくりついどう—ほうそくLaw of independent ionic migration)は、ある塩のモル伝導度が無限希釈状態においては陽イオン陰イオンそれぞれに定められるある定数の和で表されるというものである。すなわち、ある塩MmXnの無限希釈におけるモル伝導率(極限モル伝導率)をΛ∞とすると、これは陽イオンMに対して定められる定数λM∞と陰イオンXに対して定められる定数λX∞を用いると Λ ∞ = m λ M ∞ + n λ X ∞ {\displaystyle \Lambda _{\infty }=m\lambda _{M\infty }+n\lambda _{X\infty }} で表せるというものである。λM∞およびλX∞はそれぞれMおよびXの無限希釈におけるイオン伝導率(極限イオン伝導率)と呼ばれる1875年コールラウシュによって発見された。この法則の意味するところは無限希釈においては陽イオン陰イオンの間の相互作用消失するということ、すなわち理想溶液として振舞うことを意味している。

※この「イオン独立移動の法則」の解説は、「コールラウシュの法則」の解説の一部です。
「イオン独立移動の法則」を含む「コールラウシュの法則」の記事については、「コールラウシュの法則」の概要を参照ください。

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