イアン・キャラハンとは? わかりやすく解説

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イアン・キャラハン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/12 02:07 UTC 版)

イアン・キャラハン
名前
本名 イアン・ロバート・キャラハン
愛称 キャリー
カタカナ イアン・キャラハン
ラテン文字 Ian CALLAGHAN
基本情報
国籍 イギリス( イングランド)
生年月日 (1942-04-10) 1942年4月10日(80歳)
出身地 リバプール、Toxeth
選手情報
ポジション MF
利き足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
1959–1978 リヴァプールFC 640 (50)
1978 フォートローダーデール英語版(レンタル) 20 (0)
1978–1981 スウォンジー・シティAFC 76 (1)
1979 キャンベラ・シティSC英語版(レンタル) 9 (0)
1981 コーク・ユナイテッドFC英語版 2 (0)
1981 サンデフィヨルドBK英語版  ? (?)
1981–1982 クルー・アレクサンドラFC 15 (0)
代表歴
1966-1977 イングランド 4 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

イアン・キャラハン(Ian Robert Callaghan MBE、1942年4月10日 - )は、イングランドの元サッカー選手リバプールToxeth出身。キャラガンと発音されることもあり、日本でもキャラガンと綴る雑誌などもある。主にリヴァプールFCでプレーし、1960年のデビューから1978年の退団までにクラブ史上最多出場記録となる、公式戦通算857試合に出場した[1]

略歴

子供の頃からのリヴァプールサポーターであったキャラハンは、15歳のときにクラブのユースアカデミーに加わる。その際に、通っていた学校を完全に辞めることとなった。室内暖房技師の仕事と兼ねてリヴァプールのアカデミー生として過ごし、1960年3月28日にプロ契約、アンフィールドで行われた同年4月16日に行われたブリストル・ローバーズ戦でデビューを果たした[1]。それまでのリヴァプールを支えて来た功労者でキャラハンが最も尊敬していたビリー・リデルの怪我による代理出場であった。その後、次第に出番が増え、右ウィンガーとしてキャラハンは1961-62シーズンからレギュラーポジションを掴んだ[1]。しかし、1970-71シーズンに軟骨の摘出手術を受け[1]、1970年前後のシーズンはほぼ全てを離脱することとなった。離脱期間中にブライアン・ホールが活躍し、キャラハンはホールにポジションを奪われてしまい、復帰後もホールからポジションを奪還することは出来なかった。しかし、センターハーフのレギュラーだったジョン・マクラフランが離脱すると、キャラハンはセンターハーフに起用され、その後はセンターハーフとしてプレーした[1]

最終的に在籍した18シーズンのほぼ全てをレギュラーとしてプレーし、クラブ史上最多となる公式戦通算857試合出場を果たした。リヴァプール退団後は、スウォンジー・シティなどのクラブを渡り歩き、1982年にクルー・アレクサンドラで引退した。

イングランド代表としては1966 FIFAワールドカップに参加、出場はグループリーグ最終節のフランス戦のみであったが[2]、母国大会の優勝メンバーとなった。その後約11年間代表を遠ざかるが、1975年には約11年振りに代表復帰した[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f Ian Callaghan”. www.liverpoolfc.com. 2020年9月10日閲覧。
  2. ^ Ian Callaghan National team”. wwww.transfermarkt. 2020年9月18日閲覧。

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