アンナ・カロリナ・シュミエドロバとは? わかりやすく解説

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アンナ・カロリナ・シュミエドロバ

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/26 23:56 UTC 版)

アンナ・カロリナ・シュミエドロバ
Anna Karolína Schmiedlová
アンナ・カロリナ・シュミエドロバ
基本情報
国籍 スロバキア[2]
出身地 コシツェ県コシツェ[2]
居住地 ブラチスラヴァ県ブラチスラヴァ[2]
生年月日 (1994-09-13) 1994年9月13日(30歳)[2]
身長 176cm[2]
体重 63kg
利き手 [2]
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2011年[2]
ツアー通算 3勝
シングルス 3勝
ダブルス 0勝
生涯獲得賞金 4,789,248 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2014・15)
全仏 3回戦(2014)
全英 1回戦(2013-16・18・19)
全米 3回戦(2015)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2015・16)
全仏 2回戦(2015)
全英 1回戦(2014・16)
全米 2回戦(2014)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 26位(2015年10月12日)
ダブルス 213位(2015年6月15日)
2018年10月3日現在

アンナ・カロリナ・シュミエドロバAnna Karolína Schmiedlová, [ˈanːa ˈkarɔliːna ˈʂmiːdlɔʋaː];[3] 1994年9月13日 - )は、スロバキアコシツェ出身の女子プロテニス選手。これまでにWTAツアーでシングルス3勝を挙げている。身長176cm、体重63kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。WTAランキング最高位はシングルス26位、ダブルス213位。妹であるクリスティナ・シュミエドロバ英語版もテニス選手である。

来歴

シュミエドロバは7歳からでテニスを始め、2011年にプロに転向した。2012年全仏オープンのジュニアシングルスで準優勝している。

4大大会では2013年全仏オープンで予選を勝ち上がり初出場し、1回戦でヤニナ・ウィックマイヤーを 7-6(5), 2-6, 6-2 で破り初勝利を挙げた。2013年最終ランキングでは74位とトップ100入りを果たしている。

2013年全仏オープンでは2回戦で第29位シードのビーナス・ウィリアムズを 2-6, 6-3, 6-4 で破り3回戦まで進出した。

2015年2月のリオデジャネイロ大会でツアー初の決勝に進出した。決勝ではサラ・エラニに 6–7(2), 1–6 で敗れた。4月のカトヴィツェ大会で2度目の決勝に進出しカミラ・ジョルジを 6–4, 6–3 で破りツアー初優勝を果たした[4]。7月のブカレスト大会で2勝目を挙げた。

2016年8月のリオ五輪で初めてのオリンピックに出場した。シングルス1回戦でロベルタ・ビンチを 7-5, 6-4 で破り初戦を突破し2回戦でエカテリーナ・マカロワに 6-3, 4-6, 2-6 で敗れた。

2018年4月のクラロ・コルサニータス・カップボゴタ)では、決勝でララ・アルアバレナを下し優勝した。この大会を世界ランク132位で迎えたシュミエドロバは、この優勝でトップ100に復帰した[5]

2019年1月のホバート国際では、決勝でソフィア・ケニンに敗れたものの準優勝を飾った[6]

WTAツアー決勝進出結果

シングルス: 5回 (3勝2敗)

大会グレード
グランドスラム (0–0)
WTAファイナルズ (0–0)
プレミア・マンダトリー (0–0)
プレミア5 (0-0)
WTAエリート・トロフィー (0-0)
プレミア (0–0)
インターナショナル (3–2)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2015年2月22日 リオデジャネイロ クレー サラ・エラニ 6–7(2), 1–6
優勝 1. 2015年4月6日 カトヴィツェ ハード (室内) カミラ・ジョルジ 6–4, 6–3
優勝 2. 2015年7月19日 ブカレスト クレー サラ・エラニ 7–6(3), 6–3
優勝 3. 2018年4月15日 ボゴタ クレー ララ・アルアバレナ 6–2, 6–4[5]
準優勝 2. 2019年1月12日 ホバート ハード ソフィア・ケニン 4–6, 0–6[6]

4大大会シングルス成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 通算成績
全豪オープン LQ 2R 2R 1R A 1R 1R 1R 2-6
全仏オープン 2R 3R 1R 1R A 1R 1R 3-6
ウィンブルドン 1R 1R 1R 1R A 1R 1R 0-6
全米オープン 2R 1R 3R 1R LQ 1R A 3-5

[2]

脚注

  1. ^ “「人生で一番緊張した」、大坂が崖っぷちからの逆転で全仏初戦突破” (日本語). AFPBB (フランス通信社). (2019年5月29日). https://www.afpbb.com/articles/-/3227179 2019年5月31日閲覧。 
  2. ^ a b c d e f g h Anna Karolina Schmiedlova WTA tennis”. 女子テニス協会. 女子テニス協会. 2019年5月31日閲覧。
  3. ^ Sportovec Roka (2015年7月9日). “Športovec mesiaca: Velez-Zuzulová, Schmiedlová a Sagan si prebrali ceny” (スロバキア語). YouTube. 2018年2月9日閲覧。
  4. ^ “テニス=シュミエドロバがツアー初優勝、カトビツェOP”. Reuters. (2015年4月13日). https://jp.reuters.com/article/2015/04/13/poland-op-tenn-idJPKBN0N405P20150413/ 
  5. ^ a b シュミドローバが2012年覇者アロアバレーナを下してキャリア3勝目 クラロ・オープン・コルサニタス”. テニスマガジンONLINE. テニスマガジン (2018年4月16日). 2019年5月31日閲覧。
  6. ^ a b 20歳のケネンがWTAツアーのシングルスで初のタイトル獲得 ホバート国際”. テニスマガジンONLINE. テニスマガジン (2019年1月12日). 2019年5月31日閲覧。

外部リンク




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