アレックス・ボゴモロフ・ジュニアとは? わかりやすく解説

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アレックス・ボゴモロフ・ジュニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/28 10:16 UTC 版)

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アレックス・ボゴモロフ・ジュニア
Alex Bogomolov Jr.
アレックス・ボゴモロフ・ジュニア
基本情報
フルネーム Aleksandr Aleksandrovich Bogomolov Jr.
愛称 Bogie
国籍 アメリカ合衆国 (2002–2011)
ロシア (2012–2014)
出身地 ロシア・モスクワ
居住地 アメリカ・フロリダ州ボカラトン
生年月日 (1983-04-23) 1983年4月23日(35歳)
身長 178cm
体重 75kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2002年
引退年 2014年
ツアー通算 1勝
シングルス 0勝
ダブルス 1勝
生涯通算成績 97勝145敗
シングルス 70勝107敗
ダブルス 27勝38敗
生涯獲得賞金 $2,054,594
4大大会最高成績・シングルス
全豪 2回戦(2006・12)
全仏 1回戦(2004・11・12)
全英 3回戦(2011)
全米 3回戦(2011)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 2回戦(2012)
全仏 1回戦(2012)
全英 2回戦(2011)
全米 3回戦(2012)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 33位(2011年10月31日)
ダブルス 62位(2012年4月16日)

アレックス・ボゴモロフ・ジュニアAlex Bogomolov Jr., ロシア語: Александр Александрович «Алекс» Богомолов, 1983年4月23日 - )は、ロシアモスクワ出身の男子プロテニス選手。ATPツアーでダブルス1勝を挙げた。自己最高ランキングはシングルス33位、ダブルス62位。身長178cm、体重75kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

来歴

父のアレクサンドル・ボゴモロフ・シニアはソビエト連邦のナショナル・コーチとしてラリサ・ネーランドエフゲニー・カフェルニコフアンドレイ・メドベデフを指導していた。ボゴモロフ・ジュニアは2歳から父の手ほどきでテニスを始め、ソ連崩壊後は一家でアメリカに移住し、ボゴモロフ・ジュニアはアメリカ選手として活動していた。

2002年にプロに転向し将来を期待されていたが、2005年9月喘息の治療薬として使用していたサルブタモールに陽性となりドーピング違反で90日間の出場停止処分を受けた[1]

その後は故障も続いてチャレンジャー大会を中心に転戦していたが、2011年にウィンブルドン全米オープンで自己最高成績の3回戦に進出した。7月のアトランタ大会ではマシュー・エブデンと組んだダブルスで優勝し唯一のATPツアータイトルを獲得した。2011年10月31日付のランキングで自己最高の33位を記録し、ATPワールドツアー・アワードの最も上達した選手賞を受賞した。

2012年からはオリンピック出場を目指すためロシア国籍に変更した。2012年ロンドンオリンピックにロシア代表として出場し1回戦でアルゼンチンカルロス・ベルロクを 7–5, 7–6 で破り、2回戦でスペインニコラス・アルマグロに 2–6, 2–6 で敗れた。

ボゴモロフ・ジュニアは2014年全米オープン予選で伊藤竜馬に敗れた試合が最後の出場になり同年に現役を引退した。

ATPツアー決勝進出結果

ダブルス: 2回 (1勝1敗)

結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2004年9月19日 北京 ハード テーラー・デント ジャスティン・ギメルストブ
グレイドン・オリバー
6–4, 4–6, 6–7(6)
優勝 1. 2011年7月24日 アトランタ ハード マシュー・エブデン マティアス・バッキンガー
フランク・モーサー
6-3, 5-7, [10-5]

4大大会シングルス成績

略語の説明
W  F  SF QF #R RR Q# LQ A WG Z# PO SF-B S G NMS NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加
WG=デビスカップワールドグループ, Z#=デビスカップ地域ゾーン, PO=デビスカッププレーオフ, SF-B=オリンピック銅メダル, S=オリンピック銀メダル, G=オリンピック金メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, NH=開催なし.

大会 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 通算成績
全豪オープン A A 1R 1R LQ 2R LQ A A LQ LQ 2R 1R 1R 2–6
全仏オープン A A LQ 1R LQ LQ A LQ A LQ 1R 1R LQ LQ 0–3
ウィンブルドン A A A LQ LQ LQ A LQ LQ LQ 3R 1R 1R A 2–3
全米オープン 1R 1R 1R 1R 1R LQ LQ A LQ LQ 3R 1R 2R LQ 3–8

脚注

外部リンク

受賞
先代:
アンドレイ・ゴルベフ
ATP最も上達した選手賞
2011
次代:
マリンコ・マトセビッチ



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