アラベスク模様の思想性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 18:02 UTC 版)
「タウヒード」の記事における「アラベスク模様の思想性」の解説
アラベスク模様の思想性とはすなわち、それぞれの単位が複数の構成要素から成立して、その単位の形状によって、他の諸部分との関わり方が異なってくるが、全体の図柄の中では、一々の部分が互いに主張し、設計者の意図に従うことはない。一方で、一つの図像を描き出すことが最終目的であるが、他方では何らかの存在者のイメージを描くことではなく、その背後にある関係性そのものの配置の妙を表現することに関心を抱く。 それを具現化したアラベスク模様がエスファハーンの王のモスクやアルハンブラ宮殿で見出すことが可能である。
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