アメリカン・イディオット_(曲)とは? わかりやすく解説

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アメリカン・イディオット (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/24 15:09 UTC 版)

「アメリカン・イディオット」
グリーン・デイシングル
初出アルバム『アメリカン・イディオット
リリース
ジャンル パンク・ロックポップ・パンクオルタナティヴ・ロック
時間
レーベル リプリーズ・レコード
作詞・作曲 グリーン・デイ
ビリー・ジョー・アームストロング
プロデュース ロブ・カヴァロ
グリーン・デイ
グリーン・デイ シングル 年表
アイ・フォウト・ザ・ロウ
(2004年)
アメリカン・イディオット
(2004年)
ショップリフター
(2004年)
ミュージックビデオ
「American Idiot」 - YouTube
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アメリカン・イディオット」(American Idiot)は、アメリカロックバンドグリーン・デイの楽曲。バンドの7作目のアルバム『アメリカン・イディオット』に収録。シングル・カットされ、アメリカのビルボードHot100チャートで61位[1]モダン・ロック・トラックスチャートでは1位、ローリング・ストーン誌による「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では432位を記録している。

作詞はビリー・ジョー・アームストロング、作曲はグリーン・デイ。

概要

エレキギターによるギターリフにはじまり、ギターリフを軸にしたバンドサウンドが展開される。

また、サミュエル・ベイヤーによるミュージック・ビデオが作成されている。このビデオはバンドの演奏シーンを中心にした作品となっている。

バンドのライヴでも演奏され、アルバム『アメリカン・イディオット』リリース後に行われたツアーでは、セットリストの1曲目に演奏されることが多かった。ライブ・アルバムブレット・イン・ア・バイブル』には、2005年に行われたライヴ序盤での演奏が収録されている。

歌詞の一部に「f**k」や「faggot」といった、放送禁止用語があるため、その部分のボーカルが消されたりもしくは、自主規制音を被せたりしたバージョンがあり、テレビ番組などでこの曲が放送される際は、その部分の音声を消すなどといったことが行われている。

また、2011年に日本の地上波放送のF1グランプリでテーマ曲として使用された。

2016年アメリカ合衆国大統領選挙の投票および開票から2日前のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでこの曲を披露した際、1番の一部の歌詞の「f**k」を「Trump」に変えた。以来、トランプ政権が発足してからもこの姿勢は変わらない。また 「I’m not a part of the redneck agenda(レッドネックの計略には加担しない)」という歌詞を「I’m not a part of the Elon agenda(イーロンの計略には加担しない)」と変えたこともある[2]

また2018年7月12日のトランプ氏が訪英したときに彼への抗議として本作を全英1位にするという運動が起こった[3]

脚注

  1. ^ American Idiot / Green Day” (英語). elpee.jp. 2025年3月7日閲覧。
  2. ^ グリーン・デイ、南アフリカ公演で「American Idiot」歌詞を変更しイーロン・マスクを批判 | Daily News”. Billboard JAPAN. 2025年3月7日閲覧。
  3. ^ トランプ訪英ねらってグリーンデイ「アメリカン・イディオット」を1位に?”. J-CAST ニュース (2018年7月11日). 2025年3月7日閲覧。

外部リンク


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