アメリカザリガニ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/06/12 05:09 UTC 版)
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アメリカザリガニ( Procambarus clarkii )
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アメリカザリガニ科(学名:Cambaridae )とは、3科ある淡水生のザリガニの科のなかで一番大きい科であり、400種以上を抱える[1]。
この科に属するほとんどの種は、北米大陸分水界の東(グアテマラの南とキューバ島を含む)が原産であり、アメリカザリガニやOrconectes rusticusのような侵略的移入種として分布を広げた種もそうである。そうでない小数の種があるが、それらはすべてアジアザリガニ属( Cambaroides )に含まれ、その全ては東アジアに生息する。
2006年のミトコンドリアDNAを用いた分子系統の研究では、アメリカザリガニ科は側系統群であり、ザリガニ科が内在することと、アジアザリガニ属が何科に属するかは不明であることを推測した[2]。
出典
- ^ James W. Fetzner, Jr. (2005年5月9日). “Family Cambaridae Hobbs, 1942”. Crayfish Taxon Browser. カーネギー自然史博物館. 2018年2月15日閲覧。
- ^ A. Braband, T. Kawai & G. Scholtz (2006). “The phylogenetic position of the East Asian freshwater crayfish Cambaroides within the Northern Hemisphere Astacoidea (Crustacea, Decapoda, Astacida) based on molecular data” (abstract). Journal of Zoological Systematics and Evolutionary Research 44 (1): 17–24. doi:10.1111/j.1439-0469.2005.00338.x .
外部リンク
アメリカザリガニ科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 16:13 UTC 版)
北米東部・中部・中米。例外的に、アジアザリガニ属は日本、朝鮮半島、北東アジア。 ニホンザリガニ Cambaroides japonicus チョウセンザリガニ Cambaroides similis - 朝鮮半島。 マンシュウザリガニ Cambaroides dauricus ラスティークレイフィッシュ Orconectes rusticus フロリダザリガニ Procambarus alleni アメリカザリガニ Procambarus clarkii ラマシーザリガニ Procambarus llamasi カテマコザリガニ Procambarus catemacoensis 日本唯一の原産種、ザリガニ(ニホンザリガニ) 威嚇するアメリカザリガニ 計測されるラスティークレイフィッシュ フロリダ州の青いザリガニ アラバマ州のProcambarus lagniappe 欧州などで増えている単為生殖の謎のザリガニ「マーブルクレイフィッシュ」。北米のProcambarus fallaxの亜種とも言われる。 パナマシティザリガニ。フロリダ州パナマシティ周辺でしか見つかっていない。
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