アホウドリ/月刊漫画ガロ 1984年11月号掲載
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「夢の島で逢いましょう」の記事における「アホウドリ/月刊漫画ガロ 1984年11月号掲載」の解説
山奥の精神病棟に幽閉されている男の元に旧友の二科が訪れる。男は平気そうな素振りを見せるが不満が少なからずあり、寝入ってる間に看守が耳に針金を入れたせいで、頭がラジオになって“デンパ”を拾ってくると二科に述べる。退屈していた男は二科に面白い話をするように振ると、二科は会社の同僚が高校時代の数学教師に聞いた奇妙な体験談を話し出す。それは戦時中の南の島で駐屯していた時にアホウドリを釣ったが、釣り上げたアホウドリは先輩の指を食いちぎって飛び去っていった、という話であった。その真偽を二人で議論しているうちに、二科は今までの話は全部嘘だったという言葉を残し、男の前から姿を消す。時計の音だけが聞こえる部屋で、男は「なんだ またか」と低く呟く。
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