アドラー_(機関車)とは? わかりやすく解説

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アドラー (機関車)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/21 13:07 UTC 版)

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アドラー
基本情報
製造所 ロバート・スチーブンソン会社
製造年 1835年
製造数 1両
引退 1857年
主要諸元
軸配置 1A1 n2
軌間 1,435 mm
全長 7,620 mm
機関車重量 14.3 t (31 500 lb)
動輪上重量 6 t (13 250 lb)
先輪 915 mm
動輪径 1,372 mm
従輪径 915 mm
シリンダ数 2気筒
シリンダ
(直径×行程)
229 mm × 406 mm
ボイラー圧力 4.2 kp/cm²
小煙管数 62本
火格子面積 0.48 m²
全蒸発伝熱面積 18.20 m²
燃料 石炭
制動装置 機械式手ブレーキ
最高速度 65 km/h (巡航 35 km/h)
出力 21 PSi
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アドラー(独:Adler)は2-2-2(ホワイト表記)あるいは 1A1(UIC 分類)の車軸配置を持った蒸気機関車で、ドイツで走行に成功した最初の機関車である。 イギリスの鉄道のパイオニア、ジョージ・スチーブンソンロバート・スチーブンソンにより1835年に製造され、ニュルンベルクフュルトの間のバイエルン・ルートヴィヒ鉄道に納入、1835年12月7日に初めて走った。アドラーにはタイプ2 T 2のテンダーが付属した。

1935年の復元機

ドイツで鉄道が開業してから100周年に当たる1935年に、それを記念して、「アドラー」のレプリカが復元された。この復元機はニュルンベルク交通博物館で保存され、イベント時には実際に運転されるなどの活躍を見せたが、2005年10月17日の夜、保存していた機関庫が火災を起こし、同機は焼失した。

その後、およそ100万ユーロを費やして2007年に再び復元、ニュルンベルク交通博物館近くの機関庫に収容された。2008年4月26日にはニュルンベルクとフュルトの間を走行、5月以降もいくどか特別走行が行われた。

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