アディソン子爵とは? わかりやすく解説

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アディソン子爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/14 15:26 UTC 版)

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アディソン子爵

紋章記述

Arms:Per chevron Vert and Or in chief a Snake embowed head debruised between two Garbs of the last and in base an Anchor Sable Crest:In front of two Keys in saltire wards upwards a Sword point downwards Or Supporters:On either side a Lincolnshire Red Bull proper the Headstall also proper each charged with a Sun in Splendour Or
創設時期1945年7月2日
創設者ジョージ6世
貴族連合王国貴族
初代初代子爵クリストファー・アディソン英語版
現所有者4代子爵ウィリアム・アディソン英語版
相続人ポール・アディソン閣下
付随称号アディソン男爵
現況存続
邸宅チャーン・バーン(Churn Barn)
モットーServire Est Vivere
(To serve is to live)

アディソン子爵(: Viscount Addison)はイギリスの子爵貴族連合王国貴族爵位。政治家クリストファー・アディソン英語版が1945年に叙されたことに始まる。

歴史

初代子爵クリストファー・アディソン

クリストファー・アディソン英語版(1869-1951)自由党の政治家として活動して、保健相英語版復興相英語版を歴任した[1][2][3]。彼は労働党に鞍替えしたのち、1937年5月22日連合王国貴族爵位「リンカーン州ストーリングバラのアディソン男爵(Baron Addison, of Stallingborough in the County of Lincoln)」に叙されるとともに貴族院院内総務に就任している[1][3][4]。さらに1945年総選挙に労働党が勝利すると、同年7月2日付で「アディソン子爵(Viscount Addison)」に昇叙した[1][3][5]。初代子爵ののちはその息子クリストファーが爵位を襲った[1]

2代子爵クリストファー(1904-1976)には男子がなかったため、爵位は弟マイケル(3代子爵、1914-1992)が相続して、以降はその直系男子によって爵位の継承がなされている[1][6]

4代子爵ウィリアム(1945-)1999年貴族院法制定まで貴族院においてその議席を占めたが、のちの互選ではその選から漏れた[註釈 1][1][7]。彼が2020年現在のアディソン子爵家現当主である。

一族の邸宅は、ピーターバラ州アウンダル英語版に位置するチャーン・バーン(Churn Barn)[1]

現当主の保有爵位

現当主である第4代アディソン子爵ウィリアム・アディソン英語版は、以下の爵位を有する[1][5]

  • 第4代リンカーン州ストーリングバラのアディソン子爵(4th Viscount Addison, of Stallingborough in the County of Lincoln)
    (1945年7月2日の勅許状による連合王国貴族爵位)
  • 第4代リンカーン州ストーリングバラのアディソン男爵(4th Baron Addison, of Stallingborough in the County of Lincoln)
    (1937年5月22日の勅許状による連合王国貴族爵位)

アディソン子爵(1945年)

  • 初代アディソン子爵クリストファー・アディソン英語版 (1869–1951)
  • 第2代アディソン子爵クリストファー・アディソン英語版 (1904–1976)
  • 第3代アディソン子爵マイケル・アディソン英語版 (1914–1992)
  • 第4代アディソン子爵ウィリアム・マシュー・ワンド・アディソン英語版 (1945 - )

法定推定相続人は現当主の息子であるポール・ワンド・アディソン(1973-)閣下。

脚注

註釈

[脚注の使い方]
  1. ^ 貴族院改革後は当時の議席配分に応じて、保守党からは42人の世襲貴族枠が確保されることとなったが、アディソン卿は47位であったため落選、敗北を喫した。

出典

  1. ^ a b c d e f g h Addison, Viscount (UK, 1945)”. www.cracroftspeerage.co.uk. 2020年4月23日閲覧。
  2. ^ Addison, Sir Christopher, Viscount Addison of Stallingborough (1869 - 1951)”. livesonline.rcseng.ac.uk. 2020年4月23日閲覧。
  3. ^ a b c Collection: Archive of Christopher Addison, 1st Viscount Addison | Bodleian Archives & Manuscripts”. archives.bodleian.ox.ac.uk. 2020年4月23日閲覧。
  4. ^ No.34408”. The Gazette 15 June 1937. 2020年4月23日閲覧。
  5. ^ a b No.37166”. The gazette 6 July 1945. 2020年4月23日閲覧。
  6. ^ Mosley, Charles, ed (2003). Burke's Peerage, Baronetage & Knighthood (107 ed.). Burke's Peerage & Gentry. pp. 39-40. ISBN 0-9711966-2-1 
  7. ^ House of Lords Elections”. www.election.demon.co.uk. 2020年4月23日閲覧。

アディソン子爵(1945年)

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「アディソン子爵」の記事における「アディソン子爵(1945年)」の解説

初代アディソン子爵クリストファー・アディソン(英語版) (1869–1951) 第2代アディソン子爵クリストファー・アディソン(英語版) (1904–1976) 第3代アディソン子爵マイケル・アディソン(英語版) (1914–1992) 第4代アディソン子爵ウィリアム・マシュー・ワンド・アディソン(英語版) (1945 - ) 法定推定相続人現当主の息子であるポール・ワンド・アディソン(1973-)閣下

※この「アディソン子爵(1945年)」の解説は、「アディソン子爵」の解説の一部です。
「アディソン子爵(1945年)」を含む「アディソン子爵」の記事については、「アディソン子爵」の概要を参照ください。

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