アゲサゲとは? わかりやすく解説

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アゲ・サゲ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 05:54 UTC 版)

アゲとサゲは、日本語スラングの一種。「最高・最低」という意味のギャル語で、主に「気分が上がる、下がる」というふうに使う。進化版として「アゲぽよ・サゲぽよ」などがある。

発端

ファッションモデル川端かなこは自身のブログで、この言葉はモデル仲間の細井宏美と生み出した言葉だと主張している。本人曰く、2008年あたりから細井と使い始め、最初は周囲に笑われていたが、徐々に広まっていったという[1]。川端は、この件に関してギャル雑誌『men's egg』に表彰された[2]

言葉の発展

アゲぽよ・サゲぽよ
意味や用途は同じ。語尾の「ぽよ」は特に意味はないが[3]、『産経新聞』は「可愛い語尾」として付けたのではないかと分析している[4]2010年6月頃からギャルモデルを中心にブログなどで使われ始め、さらに一般ブロガーに浸透。その後、ギャルたちの日常会話でも頻繁に使われる様になった。ギャル向けリサーチ&ランキングサイト「ギャルリサーチプレス」による、2010年「ギャル的流行語大賞」の1位に選ばれた。ちなみに同年の9位に「アゲ・サゲ」も入った[5]。なお「死ねぽよ」などの類義語も存在する。
テンアゲ・テンサゲ
こちらは「テンションが上がる、下がる」の意味であり、テンアゲは2012年の女子中高生ケータイ流行語大賞の5位に入賞した[6][7]

出典

  1. ^ “あの流行語は、人気ギャルモデルが生み出していた(2012年時点のキャッシュ)” (日本語). モデルプレス. 東京都: ネットネイティブ. (2009年12月22日). https://archive.is/S11j 2011年5月18日閲覧。 {{cite news}}: CS1メンテナンス: 認識できない言語 (カテゴリ)
  2. ^ 川端かなこ (2009年12月22日). “表彰されました(笑)” (日本語). かなこのアゲブロ!. アメーバブログ. 2011年5月18日閲覧。
  3. ^ 渡守武祐子「人気者の言葉力 好きな歌詞から最近の流行語まで ギャルの心をつかむ言葉とは?」『日経エンタテインメント!』第14巻第18号、日経BP社、2010年11月、pp.59。 
  4. ^ “「…ぽよ」「…ぴー」“ギャル語尾活用”花盛り 女子中高生ケータイ流行語大賞” (日本語). 産経新聞 (東京都). (2010年12月2日). オリジナルの2011年2月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20110222213710/http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110109/its1101092226009-n1.htm 2011年5月18日閲覧。  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 認識できない言語 (カテゴリ)
  5. ^ “2010ギャル的流行語大賞を今年も発表!全部知ってる?” (日本語). モデルプレス. 東京都: ネットネイティブ. (2010年12月10日). オリジナルの2010年12月18日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20101218215935/http://mdpr.jp/02968523 2011年5月18日閲覧。  {{cite news}}: CS1メンテナンス: 認識できない言語 (カテゴリ)
  6. ^ 女子中高生のケータイ流行語大賞 2012 TOKYO FM 2012年12月27日
  7. ^ 2012年「ケータイ流行語大賞」発表 全部わかる? モデルプレス 2012年12月5日


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