アイルテイクユーゼアとは? わかりやすく解説

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アイル・テイク・ユー・ゼア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/18 14:00 UTC 版)

アイル・テイク・ユー・ゼア
ザ・ステイプル・シンガーズシングル
初出アルバム『Be Altitude: Respect Yourself
B面 アナザー・ソルジャー
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 アラバマ州シェフィールド、マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオ[2]
ジャンル ファンクソウル
時間
レーベル スタックス・レコード
作詞・作曲 アル・ベル
プロデュース アル・ベル
チャート最高順位
ザ・ステイプル・シンガーズ シングル 年表
Respect Yourself
(1971年)
アイル・テイク・ユー・ゼア
(1972年)
This World
(1972年)
ミュージックビデオ
「I'll Take You There」 - YouTube
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アイル・テイク・ユー・ゼア」(I'll Take You There)は、ザ・ステイプル・シンガーズ1972年に発表した楽曲。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2021年版)では186位にランクされている [3]

概要

作詞作曲、プロデュースはスタックス・レコードの共同経営者のアル・ベル。なお作詞作曲のクレジットについては、本名のアルベルティス・イズベル(Alvertis Isbell)が用いられている[1]

本作品はアル・ベルが弟の葬式に参列した後に書かれた。彼の弟は銃で撃たれて死んだ。ベルは次のように証言している。

父親の家で私は裏庭に出てみた。そこには使い物にならなくなった古いスクール・バスがあった。私はバスのボンネットの上に座って、これまでに起こったことを思い起こしていた。その時だ。突然頭の中に音楽が聞こえたんだ。それからあの歌詞さ。私はあの歌詞を耳にし、同時にメロディを聴いた。歌詞は私からずっと消えずにいた。あとで歌詞を付け足そうとしたが無理だったよ。言うべきことは何も残されていなかった[4]

ハ長調(C)の作品であるがコードはCとFの二つしか使用されていない。演奏はマッスル・ショールズ・リズム・セクション。イントロは、ジャマイカのザ・ハリー・J・オールスターズが1969年に発表した「The Liquidator[5]から影響を受けている。

1972年2月発売のアルバム『Be Altitude: Respect Yourself』に収録された[2]。同年3月、シングルカットされる[1]。B面は「アナザー・ソルジャー(I'm Just Another Soldier)」。

同年6月3日付のビルボード・Hot 100で1位を記録した[6]。また、ビルボードのソウル・チャートで4週連続で1位を記録した[7]。1972年の年間チャートで19位を記録している。

1972年8月に開催されたワッツタックス・コンサートにステイプル・シンガーズは出演し「アイル・テイク・ユー・ゼア」も歌った。映画『ワッツタックス/スタックス・コンサート』には収録されなかったものの、スタックスから発売された2枚組のライブ・アルバム『Wattstax: The Living Word』には収録された[8]

脚注

[脚注の使い方]

関連項目

先代:
シャイ・ライツ
「オー・ガール」
Billboard Hot 100 ナンバーワンシングル
1972年6月3日(1週)
次代:
サミー・デイヴィスJr.
「陽気なキャンディ・マン」
先代:
アレサ・フランクリン
「デイ・ドリーミング」
Best Selling Soul Singles ナンバーワンシングル
1972年5月6日 - 5月27日(4週)
次代:
シャイ・ライツ
「オー・ガール」



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