アイスランド病とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 病気・健康 > 病気・けが > 病気 > 脳神経疾患 > アイスランド病の意味・解説 

アイスランド病

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/25 03:16 UTC 版)

アイスランド病(アイスランドびょう、Iceland disease)は、1948年アイスランドアークレイリで流行した病気である[1]。別名アークレイリ病ともいう。人口 6887人のうち465人が、風邪によく似た身体の重さと共に疲労・脱力・筋肉痛・頭痛・記憶力低下といった症状を訴えた。異形ポリオ・集団ヒステリーではないかとも疑われたが、1955年イギリスのロイヤルフリー病院の医師や看護師に筋痛、脱力、喉頭痛などの症状が現れ、ロイヤルフリー病と呼ばれたものと類似していることが注目された。後に世界各地で発症した同種の症状と共に、この病は慢性疲労症候群(略称、CFS)と呼ばれるようになった。


  1. ^ 慢性疲労症候群 Archived 2013年6月17日, at the Wayback Machine.(九州大学健康科学センター)


「アイスランド病」の続きの解説一覧




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「アイスランド病」の関連用語

アイスランド病のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



アイスランド病のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのアイスランド病 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS