やすはらていしつとは? わかりやすく解説

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やすはら‐ていしつ【安原貞室】

読み方:やすはらていしつ

[1610〜1673]江戸前期俳人京都の人。名は正章(まさあきら)。号、一嚢軒など。松永貞徳門人で、師の没後その正統自任編著氷室守(ひむろもり)」「正章千句」「玉海集」など。


安原貞室

読み方:やすはら ていしつ

江戸前期俳人・紙商。京都生。名は正章通称鎰屋彦佐衛門、号は貞室・腐俳子・一嚢軒等。松永貞徳門人で、慶安4年貞徳に点業を許される文学的才能があり諸芸秀でていたが、特に琵琶と笛を能くした。著書に『玉海集』『かたこと』等がある。延宝元年(1673)歿、64才。

安原貞室

やすはらていしつ

(1610-寛文13年(1673)2月7日享年64歳

江戸前期俳人。名は正章(まさあきら)。号は一嚢軒・腐俳子など。京都の人で紙商。松永貞徳高弟松江重頼との論争は有名。貞徳没後はその俳統の相続者のように振舞った編著玉海集」・「正章千句」・「かたこと」など。
芭蕉の師の北村季吟貞室門弟から貞徳門に入った

安原貞室の代表作(芭蕉関連のみ)

これはこれはとばかり花の芳野山(『あら野』)

我等式が宿にも来るや今朝の春(『あら野』)

おもしろうさうしさばくる鵜縄哉(『あら野』)

いざのぼれ嵯峨の鮎食ひに都鳥(『あら野』)



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