もたて山駅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 建物・施設 > 施設 > > 大津市の鉄道駅 > もたて山駅の意味・解説 

もたて山駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/23 01:20 UTC 版)

もたて山駅*
駅入口(2006年7月)
もたてやま
Motate Yama
ほうらい丘 (1.4 km)
(0.3 km) ケーブル延暦寺
所在地 滋賀県大津市坂本本町
所属事業者 比叡山鉄道
所属路線 比叡山鉄道線(坂本ケーブル)
キロ程 1.7 km(ケーブル坂本起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1949年昭和24年)
備考 無人駅
* 1974年に裳立山遊園地駅から改称
テンプレートを表示

もたて山駅(もたてやまえき)は、滋賀県大津市坂本本町にある比叡山鉄道比叡山鉄道線(坂本ケーブル)のである。

概要

坂本ケーブルに2つある中間駅のうち、山上側の駅である。予めの申告や駅に設置のインターホンからの連絡があった時だけ停車し、通常は通過する。駅員無配置駅。駅からはケーブル延暦寺駅坂本までのハイキングコースがある。

歴史

元来は駅周辺のキャンプ場桜花発射基地用地の跡地)へのアクセスとして開業した[1]。キャンプ場はその後閉鎖されている。

年表

  • 1949年昭和24年):裳立山遊園地駅(もたてやまゆうえんちえき)として開業[2]
  • 1974年(昭和49年)1月15日もたて山駅に改称[2]

駅構造

ホームは板張りの簡素なもので、軌道の南側に設置されている。付近は333の勾配となっているが、ホームは階段状ではなく、板に滑り止めの横材が打ちつけられているのみである。ホームの中ほどには小さな上屋と、2 - 3人が座れるベンチが設置されている。駅にはインターホンが設置されており、当駅から乗車する際はこれを使ってケーブルカーの停車を要請しなければならない[3]。駅舎やトイレは設置されていない。

駅周辺

隣の駅

比叡山鉄道
比叡山鉄道線(坂本ケーブル)
ほうらい丘駅 - もたて山駅 - ケーブル延暦寺駅

ケーブル延暦寺駅までは近く、当駅の入口付近からはケーブル延暦寺駅のホーム上屋の一部が見える。

脚注

  1. ^ ケーブルカーについて・80年のものがたり”. 比叡山鉄道. 2016年10月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年11月13日閲覧。
  2. ^ a b 今尾恵介(監修)『日本鉄道旅行地図帳』 9 関西2、新潮社、2009年、33頁。ISBN 978-4-10-790027-2 
  3. ^ 幻の駅(第7弾)・もたて山ってどこ?”. notte!. ヴァル研究所 (2015年10月23日). 2016年2月20日閲覧。アーカイブ版。
  4. ^ a b c 沿線ガイド・ほうらい丘・もたて山から”. 比叡山鉄道. 2016年3月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年2月19日閲覧。 “(注:現行のサイトには徒歩所要時間に関する記述が無い)”
  5. ^ 小林ひかり「比叡山に建つペツォルト夫妻の供養塔」(PDF)『ペツォルトの世界』第2号、ペツォルト夫妻を記念する会、2010年2月、35頁、2016年2月20日閲覧 

関連項目





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「もたて山駅」の関連用語

もたて山駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



もたて山駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのもたて山駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS