みんがらばー!はしれはまかぜ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/03 15:06 UTC 版)
みんがらばー!はしれはまかぜは、村中李衣による著書。
概要
日本の大阪と鳥取の間を走る特急はまかぜのディーゼルターボエンジンで走っていた車両が必要なくなって解体されそうになったものの、その車両が下関の港からミャンマーに運ばれて、そこで活躍するという話[2]。
みんがらばーとはミャンマー語でこんにちはを意味する。この話では2010年までの日本で走っていた国鉄キハ181系気動車は、現在のミャンマーのヤンゴンと南東部の観光地を結ぶ特急列車の車両として活躍していることを描いている[3]。
作者は、日本で毎日日本海の潮風を受けて走っていた特急はまかぜの車両が、瀬戸内海の海を眺めトレーラートラックに載せられ、船で異国の地に向かったことを思えば胸が高鳴り、当時に特急はまかぜに関わったいろいろな人を訪ね、資料を集めながら絵本に仕上げた[4]。
この書籍は、2019年の第63回西日本読書感想画コンクールの指定図書に選ばれている[5]。
脚注
- ^ “子どもの本-商品詳細|新日本出版社”. www.shinnihon-net.co.jp. 2025年6月3日閲覧。
- ^ “みんがらばー! はしれはまかぜ”. www.kodomonohiroba.co.jp. 2025年6月3日閲覧。
- ^ “しんかん:みんがらばー! はしれはまかぜ/まんげつの夜、どかんねこのあしがいっぽん/世界一のランナー”. 毎日新聞. 2025年6月3日閲覧。
- ^ “胸を張って学び続ける”. こどもの広場. 2025年6月3日閲覧。
- ^ “2019課題指定図書リスト”. 沖縄県. 2025年6月3日閲覧。
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