みずちどり

デジタル大辞泉

みず‐ちどり〔みづ‐〕【水千鳥】

読み方：みずちどり

ラン科の多年草。湿原に生え、高さ50〜70センチ。葉は線形でつやがあり、互生し、基部のものは茎を抱く。6、7月ごろ、細い距(きょ)をもつ白い花を総状につけ、芳香があるのでジャコウチドリともいう。

植物図鑑

みずちどり (水千鳥)

●わが国の各地をはじめ、南千島、朝鮮半島、中国東北部それに東シベリアに分布しています。山地の湿原や沼沢に生え、高さは５０～９０センチになります。葉は線状披針形で、互生します。６月から７月ごろ、長い穂状花序をだし、白色の花を咲かせます。花には芳香があり、別名で「じゃこうちどり（麝香千鳥）」とも呼ばれます。
●ラン科ツレサギソウ属の多年草で、学名は Platanthera hologlottis。英名はありません。

ランのほかの用語一覧

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ツチアケビ：	土通草
ツレサギソウ：	水千鳥  細葉の木曽千鳥
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