はこだて冬フェスティバル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/08 09:40 UTC 版)
はこだて冬フェスティバルは、北海道函館市で冬季間に行われている観光誘致イベント。以前はまちづくり(地域振興)の意図もあった。旧市街地で行われている。
概要
- 五稜郭ファミリーイベント(新市街地寄りの旧市街地)
函館では冬季間に子供が楽しめるイベントが少ないため、1986年(昭和61年)から市民団体のえぞ共和国が函館市の観光行政に憤っていた商店主と協働し[1]、五稜郭公園で同イベントの「五稜郭ファミリーイベント」としてゲームや抽選会などを行ってきたまちづくりイベントである。1990年(平成2年)からは陸上自衛隊の協力で雪像滑り台を製作。女性が騎手役として乗ったソリを男性が赤いふんどし姿で引っ張り競争する「赤ふんダービー」が人気だった。しかし主催メンバーの高齢化により続けることは困難になり、2013年(平成25年)に市民向けイベントは終了した[2][3][4]。
- 西部地区観光イベント(旧市街地)
観光誘致を目的に函館市旧市街地の一部(旧・函館区<宇須岸、のちの箱館>)で行われているライトアップイベントである[5]。
脚注
- ^ “まだ、生きてるヨ~”. えぞ共和国フェイスブック (2021年5月6日). 2024年3月12日閲覧。
- ^ "冬フェス開幕 赤ふんダービー見納め 「五稜郭イベント」今年で終了" 函館新聞 2013年2月10日10時47分更新 2024年2月25日閲覧
- ^ “えぞ共和国”. 函館市地域交流まちづくりセンター (2008年1月14日). 2024年2月25日閲覧。
- ^ “北晨寮.net”. 北海道大学水産学部北晨寮自治会 (2013年2月9日). 2024年2月25日閲覧。
- ^ “はこだてイルミネーション”. 函館市公式観光情報 はこぶら. 2024年2月25日閲覧。
- ^ “「はこだて冬花火」始まる 函館港に大輪開く【函館】”. 函館新聞 (2025年2月2日). 2025年2月14日閲覧。
関連項目
- 函館市地域交流まちづくりセンター
- はこだてクリスマスファンタジー
- 木戸浦隆一 - イベント開始当時の函館市長
- 函館夜景
- 函館黒船 - 『道南函館黒船』、『HAKODATE黒船』、『黒船サーカス』との名称で函館市内で開催されている市民向けイベント
外部リンク
- はこだて冬フェスティバル
- えぞ共和国(フェイスブック) - 五稜郭ファミリーイベントの主催者
- はこだて冬フェスティバルのページへのリンク