に に関わる諸事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 14:29 UTC 版)
片仮名の「ニ」は元となった漢数字の「二」と全くの同形である。 や行の文字を後続させて、開拗音を構成する。このとき、後続するや行の文字は一般に小さく書く。 「に」の調音点は、拗音の「にゃ、にゅ、にょ」とほぼ同じであり、発音面では「にゃ行に属する」と言える。「にゃ、に、にゅ、にぇ、にょ」は国際音声記号では、[nʲjä], [nʲi̞], [nʲjɯ̹˕], [nʲje̞], [nʲjo̜]と表せる。 な行の中で唯一調音点が異なっている。「な、ぬ、ね、の」と同じ調音点で発音すると[ni]となり、あえて日本語の文字システムで表すと「ヌィ」とでもなろうが、このような発音はほとんど用いられない。 音楽の音名で、「レ」の音 (D) を表す。→ニ (音名) 日本式の天気記号では「ニワカ(俄)」の略として、にわか雨、にわか雪に用いられる。
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