てこの呼坂とは? わかりやすく解説

てこの呼坂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/19 02:37 UTC 版)

駿河国風土記」の記事における「てこの呼坂」の解説

下河辺長流の『続歌林良材集』上に「するがの国の風土記に云」として引用伴信友採択。「てこ」とは東国言葉「女」の意。昔、不来見(こぬみ)の浜(興津川河口付近海岸)に住む妻のもとに通ってくる神がいた。夫の神は岩木山薩埵山の古名)を越えてやって来るが、山には荒ぶる神がいて道を通さなかったので、夫の神は荒ぶる神がいないときしか妻の神のもとに通えなかった。一方妻の神毎晩、山のそばまでやって来て夫神を待つのだが、なかなかやって来ないので夫神の名を呼ぶ。そこでその地を「てこの呼坂」と呼ぶのだという。

※この「てこの呼坂」の解説は、「駿河国風土記」の解説の一部です。
「てこの呼坂」を含む「駿河国風土記」の記事については、「駿河国風土記」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「てこの呼坂」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


このページでは「ウィキペディア小見出し辞書」からてこの呼坂を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からてこの呼坂を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からてこの呼坂を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「てこの呼坂」の関連用語

てこの呼坂のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



てこの呼坂のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの駿河国風土記 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS