ぞくせい‐さよう【続成作用】
続成作用
【英】: diagenesis
堆積物{たいせきぶつ}が堆積し、岩石化していくまでの物理的・化学的変化を伴う一連の過程。 物理的過程では岩石の荷重による圧密作用が代表的なもので、その結果として密度の増加、孔げき(隙)率の減少などがみられる。化学的過程では膠結作用{こうけつさよう}(セメンテーション)、再結晶化作用、ドロマイト化作用のような交代作用などがみられる。石油地質では根源岩の熟成の程度を推定したり、貯留岩の石油・ガス貯留並びに流動抵抗性状を評価する際、どの程度続成を受けたか、どのような続成作用を受けたかという面で使われることが多い。 |

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