そのほかの史跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 06:42 UTC 版)
六右衛門側に関する事物としては、徳島市津田西町にある津田寺の墓地に、六右衛門側が砦としていたといわれる穴観音という洞窟がある。六右衛門は六右衛門大明神として祠に祀られており、祠を拝む人、掃除をする人も多い。六右衛門の息子の「千住太郎」、娘の「鹿の子」の祠もあり、親子ともども神として祀られている。 この津田寺には、かつて権右衛門(ごんえもん)というタヌキが住みついており、合戦時に六右衛門側の大将として戦死したといわれ、現在では同寺の祠に石像が祀られている。 合戦の戦場とされる勝浦川の新浜本町2丁目付近には「阿波狸合戦古戦場」の祠があり、激戦の末にタヌキの屍が川床を埋めた場所とされている。
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