そうかんぼくじょうとは? わかりやすく解説

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桑間濮上

読み方:そうかんぼくじょう

淫乱な風潮広がっている地域、あるいはそのような地域歌われた、国を滅ぼすような淫乱な音楽意味する四字熟語。「礼記」の「桑間濮上之音 亡國音也」という一節由来する。かつて衛の国にあった、濮水上流の桑間という地域では、若い男女会合を行う習慣があった。そこに集まる男女礼儀欠いており、歌われる音楽恋愛に関する奔放なものであったことから、儒教観点からは「淫乱」と見なされた

そうかん‐ぼくじょう〔サウカンボクジヤウ〕【桑間×濮上】

読み方:そうかんぼくじょう

《濮水のほとりの桑間という地の意》国を滅ぼすような淫靡(いんび)な音楽また、淫乱であること。

[補説] 殷(いん)の紂王(ちゅうおう)が師延(しえん)にみだらな音楽を作らせたが、殷は滅び、師延は濮身を投げて死んだ。後に、濮水のほとりで聞こえた曲を師涓(しけん)が写し取り、晋の平公のために演奏したところ、師曠(しこう)が亡国の音楽であるとして止めたという故事よる。



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