すみれの花束をつけたベルト・モリゾとは? わかりやすく解説

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すみれの花束をつけたベルト・モリゾ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/15 00:30 UTC 版)

『すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』
フランス語: Berthe Morisot au bouquet de violettes
作者 エドゥアール・マネ
製作年 1872年
種類 油彩
寸法 55 cm × 38 cm (22 in × 15 in)
所蔵 オルセー美術館パリ

すみれの花束をつけたベルト・モリゾ』(フランス語: Berthe Morisot au bouquet de violettes)は、エドゥアール・マネ1872年に完成した油絵

エドゥアール・マネのモデルを務めたこともあり、女流画家としても有名なベルト・モリゾの肖像である。この絵が完成後の1874年、ベルト・モリゾは、エドゥアール・マネの弟ウジェーヌ・マネと結婚する。

ベルト・モリゾの表情の軽く笑みを浮かべているのが印象的である。黒に近い暗い色の衣服と帽子に、白い室内の背景のコントラストが、浮かび上がる。すみれ色の花束が暗色として地味に描かれている。

この作品は美術評論家のテオドール・デュレの所有になった後、1894年にデュレがコレクションを売却した時、ベルト・モリゾ自身が購入した。1895年にモリゾの娘、ジュリー・マネに相続され、さらに1966年に孫のクレマン・ルアールへと相続された後、1998年にFonds du Patrimoineなどの資金を得てオルセー美術館のために購入され現在、パリオルセー美術館の所蔵となっている。




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