すみれの丘
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/31 10:05 UTC 版)
すみれの丘は、バラの園芸品種の1つ。
概要
一季咲きのつるバラ[1]。つるバラで青系の花を咲かせる珍しい品種[1]。青系のつるバラは枝変わりであることが多く、つる性が不安定なことが普通だが、すみれの丘は最初からつるバラとして作出されているので、安定している[1]。交配種は、((たそがれ×実生)×(実生×たそがれ))×(実生×(実生×みかも))[1]。樹高は2mになる[1]。丸弁高芯咲きの淡い青紫色の花を、数輪で房咲きに咲かせる[1]。花径は7cm[1]。花付きがよい[1]。青バラの生理的特徴を受け継いでおり、夏になると落葉し下葉を落としやすい[1]。樹勢は中程度、棘が少なく、枝がしなやかなので誘引しやすい[1]。耐病性は普通と評価されている[1]。うどん粉病に弱いので注意が必要[1]。
脚注
出典
外部リンク
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