たそがれ (バラ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/26 06:09 UTC 版)

たそがれは、バラの園芸品種の1つ。1977年に日本で、小林森治によって作出された[1][2][注 1]。
フロリバンダ系の四季咲きのバラ[1]。交配種は、(Gletscher×(Gletscher×スターリングシルバー))[2][注 2]。樹高は1m、株張りが1mで、横に張り出す[2]。半八重咲・中輪の淡い藤色または濃いラベンダー色の花を付ける[1]。花径7cm、花弁数は15-20枚[2][3]。花保ちはあまりよくないが、花付きがよく、満開時には圧巻の花が咲く[2]。花の香りはわずか[2]。四季咲きだが、春の一番花が咲いた後、花付きが悪くなる[2]。ただ、成木になると秋に返り咲くようになる[2]。矮性種なのでスタンダード仕立てに向くと書くもの、鉢植えに向くと書く本もある[1][2]。棘は少ない[1]。うどん粉病には注意が必要[1][2]。シュートの発生は少ない[2]。井上謙二によって発見された枝変わりに、「つるたそがれ」がある[2]。枝が太くなりすぎず、誘引しやすい[2]。
脚注
注
出典
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