ストリッパー・ウェル
【英】: stripper well
少量の油を生産する井戸で、ほとんど利益の得られないようなもの、また生産コストのほうが大きくなってしまうようなものをいう。米国の IOCC(Interstate Oil Compact Commission)の定義によれば、生産能力が年間平均で 10 バーレル/日以下の井戸をいう。米国内についての 1976 年現在の調査によれば、ストリッパー・ウェルが、井戸数の 70 %、生産量の 16 %を占め、1 井平均の日産量は 2.93 バーレルであったという。米国内で国産原油についてなんらかの規制や課税が行われる場合、ただちに生死にかかわるストリッパー・ウェルはほとんどの場合その適用対象から除外される。かつての原油価格規制においても別扱いであったし、現行の超過利潤税(ウィンドフォール・プロフィット・タックス)の対象からも除外されている。 |

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