じばくえいぎょう

実用日本語表現辞典

自爆営業

読み方：じばくえいぎょう
別表記：自爆

商品販売にあたって一定のノルマが課された営業担当者が、自身のノルマを達成できないことが見込まれた場合に、その商品を自腹で購入することでノルマを達成することを意味する語。自主的に行われることもあるが、使用者が営業担当者に対して「自爆」を行うよう圧力をかけ、それに従わない場合には不利益取扱いを行う例もあるといわれる。労働基準法第16条に定められた「賠償予定の禁止」により、「自爆」を強制する規則の制定は禁止されているほか、強制の態様によっては強迫やパワハラに該当することもありうる。

（2013年11月18日更新）

デジタル大辞泉

じばく‐えいぎょう〔‐エイゲフ〕【自爆営業】

読み方：じばくえいぎょう

俗に、社員が営業ノルマ達成のため、不要な自社製品などを買わされること。また、保険業界などで、社員が自分や家族などの名義で契約を結び、保険料を負担させられること。自爆。