こて形アイロン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 13:57 UTC 版)
西洋では、アイロンは火力調整が難しく布を焦がす問題や、中の炭がはじけて火の粉が飛び散る事が問題となり、中に炭を入れないこて形のアイロンも広く使われた。これは石、鉄、銅等で制作され、使用する時はアイロンストーブと言われる専用のストーブの上及び周囲に乗せて加熱するもので、火の粉が飛び散る心配はない。 現在でも、和裁やパッチワークなど、通常の大きなアイロンでは難しい細かい部分の処理に、こて型アイロンが使われている。ただし熱源は電気に置き換わっていて、多くは持ち手に内蔵された電熱器でこて先を温める仕組みとなっている。
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