くるくる回そう!方向幕コレクション
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/15 15:43 UTC 版)
|
|
この記事には複数の問題があります。
|
『くるくる回そう!方向幕コレクション』(くるくるまわそう!ほうこうまくコレクション)は、カエルパンダがNintendo Switchにて展開する鉄道シミュレーションのシリーズ。2024年9月5日に第1作となる『くるくる回そう!方向幕コレクション for Nintendo Switch -近畿日本鉄道編 part1 近鉄奈良線- 鉄道方向幕シミュレーター』が配信開始。
概要
電車の行き先を表示する方向幕を再現したソフト。車両のライトや警笛も鳴らせる[1]。
第1作
このソフトのメーカーは業績が最悪な状況となり、巻き返すために様々な企画提案を行ったがうまくいかず、全く金は無く借りることもできない状況で、社長であった河上京子は出稼ぎに出ていた。次代の社長が1人で作れて、確実に売上が見込めて、継続的に制作可能なプロジェクトを模索する。そのような中で子供の頃に好きであった鉄道に着目する。近鉄奈良線で育ち、車両だけでなくデバイスも好きであり、紙箱で方向幕を作り遊んでいたことを思い出す。そしてこのようなソフトを制作することにした。2023年末に近鉄の版権窓口に電話をかけてライセンスを出していただけるかを伺えば、実態のある法人で妥当性のある企画ならば可能かもしれないため、企画提案するように言われる。2024年2月に近鉄車両エンジニアリングに伺いプレゼンテーションをすれば、面白がられて大喜びされ、即決でライセンスを与えられる。近鉄のグッズの中でも方向幕を題材にするものは売れ筋商品のため、その場で売れると言われていた[2]。2024年9月5日に第1作である近鉄版が発売されたのだが、発売から1週間で予想していた5倍の売れ行きを見せていた[3]。
続編
2025年2月27日には阪神電気鉄道編が発売される。現役で用いられている車両の他に、定期運用を修了した車両も収録されている[4]。
2025年5月29日には西武鉄道編が発売される。8種類の車両と11本の方向幕が収録される。警笛などのサウンドも収録される[5]。
2025年8月には大阪環状線・大和路線が発売される。平成期の車両で、1990年代まで使用された国鉄フォント、2000年代以降のデザインが収録されている[6]。
脚注
- ^ “『幕コレ』ウラワザ・特殊操作まとめ。表示を細かくカスタマイズしたり、車両のライト点灯や警笛も鳴らせちゃう【方向幕コレクション】”. 電撃オンライン. 2025年11月14日閲覧。
- ^ “想定を数倍超えるヒットに。“鉄道方向幕”という単語にピンときた人は読んでほしい。鉄道ファンが大好きなアレを完全再現したゲーム(?)は熱意と近畿日本鉄道の寛大さでできた【電撃インディー#777】”. 電撃オンライン. 2025年11月14日閲覧。
- ^ “近鉄奈良線の次は西武新宿線「方向幕コレクション」本気度がすごい | マイナビニュース”. news.mynavi.jp (2024年11月9日). 2025年11月14日閲覧。
- ^ “再現度すごい方向幕のゲームアプリに阪神電鉄が登場! 惜しまれ引退の青胴車も収録”. 乗りものニュース (2025年2月21日). 2025年11月14日閲覧。
- ^ “『幕コレ 西武鉄道編 Part2 西武池袋線』方向幕を忠実に再現したシミュレーションアプリ第5弾が5月29日発売。側面幕もDLCでサポート | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com”. ファミ通.com. 2025年11月14日閲覧。
- ^ “JR大阪環状線「方向幕コレクション」平成期の103系・201系を再現! | マイナビニュース”. news.mynavi.jp (2025年8月9日). 2025年11月14日閲覧。
- くるくる回そう!方向幕コレクションのページへのリンク