かこさとしと武生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/05 17:10 UTC 版)
「かこさとし ふるさと絵本館」の記事における「かこさとしと武生」の解説
絵本作家かこさとし(本名:中島哲)は1926年に、かつて越前国国府が置かれた地にほど近い、福井県今立郡国高村八幡(その後武生市を経て、現在の越前市八幡)に、兄と姉を持つ3人きょうだいの末っ子として産まれた。父親は当時大同肥料(現・信越化学工業武生工場)に勤める会社員で、その後武生駅近くの武生町錦町(現在の越前市錦町)に引っ越し、父の仕事の都合で1933年に東京市板橋区に転居する満7歳まで同地に在住した。哲少年は地元の丈生幼稚園・武生東尋常高等小学校に通園・通学し、日野川や村国山などの自然の中で幼少期を過ごした。後年、かこは武生での生活について「わずか8年間でしたが、ふるさとはどこかとたずねられたら、もちろん、武生だと答えます」「僕の原風景と言えるのは、まさにあの川であり、あの山などの自然でした」と語っている。
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