お軽買い
読み方:おかるがい
- 雑関に混し婦人の頭より櫛簪等を取る掏摸。刑事の用語。
- おかる(※「おかる」)を見よ。
- 女の頭髪のものを睨むコソ泥の意で、例へば簪とか櫛とかを窃取する者を言ふのです。つまりお軽が太夫として、多くの櫛又は簪をさしてゐたので、これをなぢつたものです。
- 婦人の頭ばかり狙つて櫛とか簪を盗み取る者を云ふ。
- 〔ス・的〕婦人の櫛、簪を抜き取る掏摸の一種、極新米のやるところから、香具師では「コソ泥」「新米泥棒」の意に使ふ。
- おかる買ひは同じく女の髪飾り専門のスリの方法である。
- 人込にまぎれて女の簪を抜取るスリ。〔掏〕
- 混雑にまぎれて婦人の笄、簪等を抜き取る掏摸を云ふ。
- 女郎買い、或は、スリの用語として、女の頭の物専門の盗み。〔香具師・不良〕
- 簪をすり取ること。〔掏摸〕
- 簪等髪飾りを抜盗ること。「買う」は盗むの事物連想。〔す〕
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