男茎
読み方：おはせ
- 「男茎」と書きて「をはせ」と訓せり。「をはせ」には二説あり。一は「男柱（をはしら）」の意なりとの説、一は男陰が川魚のハゼに似たるより男のハゼなりとの説なり。略して「はせ」とも云ひ。後には「破前（はせ）」と書くこと別項に記せり。『古語拾遺』に稲田の蝗を壊ふ法あり。「以牛肉置溝口作男茎形」の男茎形に「をはせかた」と訓せり。
- 玉茎。男陰の古称。前条（※「おばしら」）の転か。又一説に男陰魚のハゼに似たるより男はせといふとあれども附会説なるべし。「俚言集覧」に「元陽形（ヲノハジメ）の義なり、陽の元は神代記に見えたり」とあり。「はせ」の部参照。
- 男根を云ふ。
- 又「おほぞ」ともいふ。『俚言集覧』に「元陽形（ヲノハジメ）の義也陽の元は神代記に見えたり」とあり、『塵添〓嚢抄』に「男ほぞ」とあるも同じ。『和名抄』に「玉茎破前一云麻前羅」とあり。
- 陰茎のこと、ハセともいう。
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小長谷
| 姓 | 読み方 |
|---|---|
| 小長谷 | おはせ |
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